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2008年10月12日
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Webマーケティング2007年10月26日 10:00

10億円売れるホームページは、ライバルを作らない

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前回は、自社のサービス・商品の力を高め、どのようにしてより大きな市場に売り込むかを伝えた。大きな市場に持ち込むことができれば、市場の大きさに比例してチャンスが増えるからだ。

しかしながら、大きな市場に行けば行くほど、そこにはライバル企業がひしめいている。他の企業と同じようなことをしていても、あなたの会社の存在は埋もれてしまうだけだろう。そうなれば、残念ながらせっかくのチャンスも小さいまま育たない。小さなチャンスで終わらせないために、考えなければいけないことがある。

それは、あなたの会社ならではの「魅力的な独自性」だ。

「魅力的な独自性」とは一体何か。

簡単に解説すると、「お客さんが、数ある同業者の中から、なぜあなたの会社を選ぶのだろうか?」という問いに、明確に答えられるということだ。たくさんの人から愛される、オンリーワンの存在かどうかということだ。

例えば「30分以内に届けられなければ半額」とか、「分割金利手数料はこちらが負担」というよく聞くフレーズは、消費者のハートをしっかり掴んでいる。これが、「魅力的な独自性」なのである。あなたの会社には、数ある同業者の中からお客さんに選ばれる「理由」があるだろうか?

10億円売れるホームページは、このポイントをしっかり考えて設計し、お客さんに見せている。よその会社と同じような商品を扱って、同じような価格で売って、同じような対応をしていては、幸運の女神は微笑まない。ところが大半の企業は、汗をかいて商品をオンリーワンの一品に磨くことをせず、一生懸命ライバル企業と競合することに意識を向けてしまうのだ。

勝ったか負けたかばかりを考えていては、ストレスが溜まる一方だろう。それよりは競合しないで済むように、どうすればオンリーワンになれるのかについて真剣に考えてみてほしい。実のところ、これはとても楽しい作業なのだ。

どうすればお客さんに選ばれるサービスになるか――それを真剣に考えれば考えるほど、確実にお客さんから喜ばれるようになる。そしてお客さんから喜ばれる機会が増えるほど、会社で働くスタッフもまた嬉しくなるはずだ。そうして“いい循環”を生み出してくれる。

では、どんなオンリーワンを導入すればいいのか。そのヒントは、あなた自身の消費活動の中にある。あなたがその商品を、なぜその店で買ったのか。それをよく考えてみると、見えてくることが必ずある。

最近、店員が歌いながらアイスクリームを作るお店がとても繁盛しているそうだ。安直かもしれないが、もし私が飲食店を経営していれば、同様のサービスを考えてホームページに掲載していたかもしれない。同じように、あなたがもし「自信があるから全額返金保障」などとコピーを打っているサイトで買い物をしたのなら、自社でも採用できないか検討してみるといいだろう。まったく同じでなくても、考え方にちょっとアレンジを加えて応用できることもあるはずだ。

私は「源泉かけ流し」という言葉が掲載されていたホームページを見て、その旅館に泊まったことがある。ところが行ってみると、その温泉街にある宿のほとんどが源泉かけ流しだったのだ。それにもかかわらず、源泉かけ流しを謳っていたのは、その旅館のホームページただ1件だけだった。おそらく、その温泉街では当たり前すぎて、どこも掲載しようと思わなかったのだろう。とてももったいないと感じたものだ。

だが、ここに大きなヒントがある。「当たり前」と思うと、そこでオンリーワンを見逃してしまうのである。

埋もれてしまったオンリーワンを発掘する、いい方法がある。それは、思い切ってお客さんに「どうして当社を選んで下さったのですか?」と聞けばいいのである。

以前私のお客さんに質問したところ、「前に他のところで買ったら、担当者がコロコロ変わって大変な思いをしてねぇ。こちらは最後まで同じ人が面倒見てくれるって電話で聞いたから、お願いしたんだよ」と言われた。そこですぐにホームページ上に「担当者専任制」と掲げたところ、売上がすごく伸びたのである。

いくつか例を挙げたが、他にもたくさん思いつくはずだ。それを、ぜひあなたの会社のホームページに掲げてみてほしい。今よりももっとお客さんが喜んでくれるのが、実感としてわかるはずだ。

そして、いずれあなたのアイディアを模倣する会社が出てくることだろう。しかしその時、あなたがいちいち腹を立てるようでは、時間とエネルギーの無駄。そんな暇があるのなら、アイディアを模倣されたことによって、市場がさらに大きくなるとプラスに考えて、次のアイディアを生み出してみてはどうだろう。あなたが新たな市場を作り出したのだ、と考えてみてはどうだろう。

自分のアイディアによって業界の活性化を促し、新たな市場を作り出すくらいの志があって初めて、10億円売れるホームページは完成するのだ。


記事提供:本田晃一

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