Webマーケティング 2007年11月7日 17:50

トップ5ベンダーは NEC、富士通、デル、東芝、HP――IDC の国内 PC 市場速報

著者: japan.internet.com 編集部
2007年11月7日 17:50 付の記事
□国内internet.com発の記事

IDC Japan は6日、2007年第3四半期(7月〜9月)の国内 PC 市場出荷速報を発表した。これによると、出荷台数は前年同期比3.6%減で342万台だった。また、家庭市場では、前年同期比3.5%減となり、ビジネス市場では下げ止まりを見せ、前年同期比3.7%減となった。

トップ5のベンダーは「NEC」(シェアは22.4%)、「富士通」(同19.2%)、「デル」(同14.1%)、「東芝」(同8.8%)、「HP」(同7.4%)。

NEC は、前年同期比4.0%増で、今期は1位となった。前期は収益確保のため在庫調整、案件精査を行い、家庭市場/ビジネス市場は順位を落としたが、今期はともに1位となった。

富士通は、公共における出荷の好調により、昨年並みの出荷台数を確保し、再び2位に浮上した。

3位のデルは、家電量販店での展開を開始し、家庭市場が好調。ビジネス市場では中小企業向けの新ブランド「Vostro」の垂直立ち上げに成功したが、シェアを落とした。

4位の東芝は、前年同期比17.7%減と前期同様マイナス成長を続けている。家庭市場では積極的な価格戦略を展開しシェアを拡大しているが、ビジネス市場では、収益確保を優先し出荷台数を減少させる結果となった。

5位を維持した HP は、前年同期比18.3%増と、上位5社のなかで唯一、3期連続前年比2桁成長を遂げた。家庭市場で出荷台数を伸ばしたことが寄与しているという。一方、ビジネス市場では第3四半期より日立の販路を受け継いだが、その効果が本格的に表れるのは来期以降になると IDC では見ている。

今年8月末、台湾の Acer が Gateway の買収を発表したが、これが成立すると世界市場で Acer は Lenovo を抜いて3位に浮上する。しかし、国内市場においては両者とも出荷台数は少なく、影響は大きくないとしている。

第4四半期の見通しについては、ビジネス市場では回復の兆しが見られることから、出荷台数は2006年第4四半期の実績を上回る水準となり、2007年第4四半期はプラス成長に転じると IDC では予測している。一方、家庭市場の出荷台数も2005年第4四半期並みとなり、プラス成長を見込んでいる。



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