AT&T、ペイパーコール技術の Ingenio を買収AT&T は19日、Ingenio (株式非公開) を買収すると発表した。同社のペイパーコール型広告プラットフォームを、『YELLOWPAGES.COM』ネットワークをはじめとする地域ディレクトリ検索事業に統合する計画だという。買収の金銭的条件は明らかになっていない。
ペイパーコール型広告プラットフォームは、企業が広告プログラムを効率的に管理し、より多くの電話問い合わせを生成することを目的としている。1999年創立で、自らを「リアルタイム検索ビジネス」の雄と称する Ingenio の主力製品『Pay Per Call』は、成果報酬方式の広告サービスだ。 同サービスでは、消費者が特定地域で商品やサービスを扱う業者を検索すると、サービス参加広告主の中から関連性の高い広告を検索結果として返し、問い合わせ先として Ingenio が提供するフリーダイヤルの番号を表示する。この番号にかかった通話は広告主に直接転送となり、広告主は受けた通話ごとに自らが設定した額に基づく料金を支払う、という仕組みだ。 Ingenio のサービスは、中小や地域企業、全国展開の大企業のほか、個人でも利用できる。同社によれば、住宅ローン、不動産、金融サービス、旅行、レンタカー、生花業者などが Ingenio の広告ネットワークに参加しており、1通話あたり平均8ないし10ドルを支払っているという (全カテゴリ共通の最低料金は、1通話あたり2ドル)。 AT&T による買収手続きは、2008年1月に完了する見込みだ。買収完了後、Ingenio は AT&T の YELLOWPAGES.COM 部門に統合となり、同部門の CEO (最高経営責任者) Charles Stubb 氏の管轄下に置かれる。AT&T によれば、Ingenio の経営陣はそのまま留まる予定だという。Ingenio の経営陣も、豊富なリソースを持つ電話大手の AT&T に加わることに意欲を示している。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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