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Webマーケティング2007年12月6日 10:00

10億円売り続けるホームページはブレない

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一時的に売上を伸ばすよりも、長期的に売上が存続したほうがいい。これはビジネスをしたことがある人なら、誰でも思うことだ。では、長期的に売上を伸ばしている企業が必ず大切にしているものは一体何なのか。

それが「ビジョン」である。

ビジョンのある企業は、多くのお客さんから応援され続ける。お客さんを惹きつける魅力が、そこに存在するからだ。お客さんを追いかけなくても、自然と口コミが発生するのでビジネスがとてもラクになる。

一方、ビジョンのない企業はお客さんに応援されない、固定客が付きにくい。乱暴な言い方だが、それが現実だ。そんな状態でお客さんを追いかけ回しても、惨めなだけである。

前回のコラムでは、お客さんを惹きつけるコツの一つをお伝えした。「惹きつける力」を磨くためには、次の3つの秘訣がある。

1.商品に惚れている・好きである
2.ビジョン(想い描いた未来)がある
3.楽しんでいる

前回は1つめの「商品に惚れている・好きである」について解説したので、今回は2つめの「ビジョン」について解説していこう。

そもそも「ビジョン」とは何だろうか?それが、ホームページとどう関わってくるのだろうか?

会社を興した創業者にインタビューができるのであれば、ぜひ聞いてみてほしい。あなた自身が創業者であれば、起業時の想いを思い出してほしい。

私の父はゴルフ会員権の売買を商いとしている。そこで、父にインタビューをしてみた。
「なぜこの仕事を始めたの?」
「それは、儲かると思ったからだ」

ここで質問をやめてはいけない。次に必ず、こう聞いてほしい。
「数ある儲かる仕事の中から、なぜこの仕事を選んだの?」
「ゴルフを始めたのは24歳の頃でねぇ。ゴルフをする前の夜は、遠足の前の晩のように眠れないほど胸が高鳴ったんだよ。それだけ大好きでねぇ。だから、この仕事をすればゴルフがいっぱいできると思ったんだ」
「この仕事が広がると、どうなると思ったの?」
「ゴルフ好きが増えていいんじゃないかな?社員もホームコースを持っているし、お客さんもゴルフ好きだからね」

私はこういうやりとりをして、父の発言を会社のホームページに掲載したのだ。すると、たくさんのゴルフ好きのお客さんが共感してくださって、注文をいただくようになった。

父の言う「ゴルフ好きが増える」というのは、別に歴史を塗りかえるような壮大なビジョンではない。それでもこのビジョンをホームページに掲げたことで、質のいいお客さんがたくさん集ったのだ。

同じような質問を、あなた自身に問いかけてみてほしい。
「なぜこの仕事を始めたのか?」
「この仕事が広がると、どうなると思ったのか?」

これは、あなたの中にあるビジョンを示してくれる、魔法の質問なのである。この質問によって導き出された答えを、あなたのホームページに掲げてほしい。

こうしてビジョンを明確にすることは、ただお客さんを集めるためだけに留まらない。自分がブレたときの助けになってくれる。

今日、ホームページは一、二を争う激戦区だ。たとえ今までにない新しいことを始めても、すぐにライバルが出現する。そうすると、意識がどうしてもライバルに向かってしまうのだ。お客さんをとられてはいけない、売上やサービスで負けてはいけない、価格で争わなくてはいけない。そんな思いに囚われていき、あなたが起業したとき胸に抱いていた理念やビジョンが、どんどん脇に追いやられてしまう。

長期間ブレずに売れ続ける企業は、意識がしっかり自社に向かっている。逆にすぐブレる企業は、意識が他に行ってしまっている。だから長期間保たないのである。ビジョンを掲げることによって、「そもそも私達はどうしたいのだろう?」と原点に立ち返ってビジネスを続けられる。

ビジョンとは「想い」である。人は「想い」に共感し、だから応援し、そのビジネスは広がっていくのだ。自分たちのためにも、ぜひビジョンを掲げてほしい。


記事提供:本田晃一

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