オンライン詐欺の防御策には「自信なし」――シマンテック調べシマンテック コーポレーションは、「オンライン詐欺に関するユーザー実態調査」を実施、2007年12月20日、その結果を発表した。
調査対象は、インターネット利用歴3年以上で、15歳以上のユーザー男女1,000 名。 それによると、回答者の94.6%が、インターネット上で商品購入やサービス利用の経験あり。決済手段としては、71.3%が、「画面上でクレジットカード決済」、54.5%が「オンラインバンキングでの振込み」で、過去一年間に増えた決済手段としても、クレジットカードのオンライン決済が44.8%、オンラインバンキングで振り込みが29.6%という結果となった。 ここ一年間で、インターネット上で個人情報の入力を要求される機会の増減を尋ねたところ、「かなり増えている」との回答が19.9%、「やや増えている」が48.3%で、二つをあわせると68.2%が増加していると実感している。一方、「やや減っている」「かなり減っている」と回答したのは全体の約3%とほとんどみられない。 また個人情報の入力機会が増えるのに伴い、「入力に慣れてしまった」と感じている回答者が全体の半数近く (48.3%) に達している。ネットユーザーが全体的に個人情報の扱いに「鈍感になっている」と回答したのは29.3%と、「敏感になっている」と回答した16.5%をはるかに上回っており、個人情報の扱いに警戒感が薄れてきている現状がうかがえる。 明らかに詐欺を目的とした Web サイトまたは詐欺目的ではないかと疑われる Web サイトにアクセスしたことがあるのは、回答者の4割近く(38.8%) で、アクセス率は過去最高に達した。 回答者を PC スキル別に比較すると上級者層が、また男女別では男性の特に若い年代層のアクセス率が高いという結果が出ている。 Web サイトが、安全なものであるかどうかの判断基準に関しては、38.8%が「セキュリティソフトが警告を出さない時」、同じく38.0%が「ページ内の文章などから」と回答。いっぽう回答者を PC スキル別に比較すると、当然ながら初級者層で、また男女・年代別では女性の50代以上で、「よくわからない」との回答が多くなる。 過去にインターネット上での詐欺や、騙されて個人情報を聞き出されてしまったなど、実際の被害経験が「ある」との回答は4%にとどまったが、「ひょっとしたら何か被害に遭っているかもしれない」との回答は 24.9%であることから、全回答者の4人に1人が個人情報を聞き出されているかもしれないという潜在的不安を抱えている様子が判明した。特に男性の40代〜50代にかけては、潜在的不安が顕著な傾向にある。 「防御策を理解している」と回答したのは33.9% で、前回調査より7%低下している。「実際に被害に遭わない自信がある」(1.1%)と、「たぶん大丈夫」(40.8%)と回答した人を合わせても41.9%と、対処策の理解・自信がともに低下している結果となった。スキルが上級のユーザーでは、当然ながら理解度・自信ともに割合が大きくなる。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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