Webマーケティング 2007年12月27日 11:00

YouTube をめぐって Viacom が Google を訴えた訴訟の行方は?

著者: Nicholas Carlson  オリジナル版を読む
2007年12月27日 11:00 付の記事
■海外internet.com発の記事

YouTube が巨大なサイトだということはよく知られている。しかし、もし YouTube が検索エンジンの1つだったとしたら、GoogleYahoo! に次ぐ第3位になると言えば、意外に思わないだろうか。オンライン調査会社 comScore によれば、実際にそれだけの規模があるのだという。

もちろん、YouTube は Google によって16億5000万ドルで買収され、独立した企業ではなくなった。Google はこの夏、YouTube で再生される動画の下部に、特定の層の消費者をターゲットにした半透明のフラッシュ広告をオーバーレイ表示する『InVideo』広告を開始し、YouTube から収入を得る動きを本格化させた。

しかし、Google が YouTube の可能性をフルに引き出すには、10億ドルもの金銭にからむ問題を解決しなければならない。メディア複合企業 Viacom が3月に Google を「大規模な知的財産権侵害」で提訴し、10億ドルを超える損害賠償を要求するとともに、裁判所に対しては、Google と YouTube がこれ以上の知的財産権を侵害しないよう、差し止め命令を出すことを求めている。

Viacom の主張は、YouTube に投稿された約16万本の Viacom の動画にユーザーがアクセスすることを防ぐ「積極的な措置」を Google が故意に怠ったというものだ。

Viacom による提訴後、Google は2つの方向で解決の道を模索している。1つは、Google に Viacom の要求に応えなければならない法的な責任はないと法廷で主張すること、もう1つは、Viacom のすべての要求に対応できるような技術的手段を開発することだ。

実際のところ Viacom も Google も本心では、YouTube 上の知的財産権の問題を解決するのは弁護士ではなく技術者だろうと考えている。

当面、Viacom とその他の大手コンテンツ制作者は、プロが制作した番組を見るためにまず YouTube を訪れる大勢の消費者の需要を満足させようとするだろう。すでに NBCNews Corporation は、この目的のために動画サイト『Hulu』を立ち上げている。今では Viacom でさえ、『Daily Show』からの短い動画クリップなど、多くの自社のコンテンツをインターネット経由でユーザーが視聴することを認めている。



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