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2008年2月8日 17:50

無線 LAN 機器市場、14.2%成長の見通し、2011年には242億円へ――IDC Japan

IDC Japan は7日、国内企業向けの無線 LAN 機器市場動向を発表した。同市場は、2006年〜2011年の年間平均成長率(CAGR)が14.2%で成長し、2011年には242億円の市場規模に達すると IDC では予測する。

同社によると、企業向けアクセスポイントと無線 LAN コントローラー/スイッチを合わせた2006年の同市場は、エンドユーザー売上額で推定で124億7,500万円であった。そのうち、無線 LAN コントローラー/スイッチと従属型アクセスポイントからなる集中管理型無線 LAN システムの売上構成比が、市場全体の約68%を占めたという。

ユーザー調査では、国内企業の50%強が無線 LAN を導入している一方、未導入企業の7割は今後も導入の予定がないことがわかった。また、すでに無線 LAN を導入している企業では、「不正アクセス、不正利用への対策」、「盗聴対策」に高い課題認識を持っていることが明らかになった。

IDC では、「無線 LAN 機器ベンダーは、セキュリティ強化の機能開発を継続的に行い、企業ユーザーに訴求していく必要がある。また、最低限のセキュリティ機能が、標準動作として実行されるような対策も必須である」とコメント。

さらに、セキュリティに対する懸念は残るが、無線 LAN の利便性に対する理解の深化、高密度、広帯域環境構築への習熟、IEEE802.11n の浸透などが促進要因となり、市場は拡大するとしている。

IDC Japan コミュニケーションズ マーケットアナリストである草野賢一氏は、次のように分析する。

「企業向け無線 LAN ソリューション導入のメリットの1つとして、アクセスポイント数が多く密度の高い環境下における無線 LAN データネットワークの品質と管理性を高められる点を中心に訴求すべきである。

ただし、VoWLAN(Voice over Wireless LAN)への対応は、今後も継続的な取り組みが必要であり、VoWLAN の機能強化を行いながら、短期的なビジネス拡大にはデータ通信を主用途とするユーザーへの販売を強化すべきである」

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