国内ストレージソフト市場、10.4%成長の見通し――IDC Japan
IDC Japan は13日、国内ストレージソフトウェア市場動向および予測を発表した。これによると、2007年上半期の売上は前年同期比18.3%増で408億2,900万円となった。
IDC Japan では、CSR(企業の社会的責任)経営、事業継続管理、内部統制などへの必要性がデータ保護のレベルを向上させ、2006年から2011年までの年間平均成長率(CAGR)は10.4%と予測する。 同市場は2007年上半期、再び売上成長率が上昇した。これまで、ハードウェア販売を中心とする国内ストレージ市場において、ソフトウェア売上の占める比率が低く、その成長率の高さには市場規模が小さいことに起因する部分もあったという。 しかし、今回の高成長は、市場規模としてディスクストレージハードウェア売上の20%程度まで規模が拡大した段階で、さらに成長が加速したことになる、IDC Japan は分析。ディスクストレージハードウェアの出荷が好調であったことに加えて、ユーザー企業がストレージソフトウェアに投資価値を認めるようになってきたこととが成長率上昇の主な原因と考えられるという。 IDC Japan ストレージシステムズ リサーチマネージャーの鈴木康介氏は、次のように分析する。 「企業の保有データ量は継続的に増加しており、それに対して保護レベルを上げるためだけでなく、戦略的コスト削減を目的としたストレージソフトウェア投資も見られるようになってきた。 今後、データ管理の集中やストレージ統合が進むことで、ソフトウェアへの投資効果が発揮される環境も整うことから、ストレージソフトウェア市場の拡大は持続すると考えられる。投資効果の最大化を図るためには、内部統制、事業継続、運用コスト削減など、多様な要件に応えるための長期的インフラ構造改革を計画することが重要となるだろう」 関連記事 最新トップニュース
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