国内 PC 出荷台数は11.9%増――IDC Japan
IDC Japan は14日、2007年第4四半期(10月〜12月)の x86サーバーを含む国内 PC 出荷台数を発表した。これによると、出荷台数は前年同期比11.9%増の334万台であった。家庭市場、ビジネス市場ともにプラス成長となったのは、2006年第1四半期以来初めてだという。
家庭市場は、前年同期比16.2%増と回復を見せ、プラス成長になった。例年1月出荷開始となる春モデルの出荷時期を一部のベンダーが12月に前倒ししたことが今期の高い成長率に大きく寄与した、と IDC Japan ではみている。一方、ビジネス市場も、需要の冷え込みから抜け出し、前年同期比で9.1%増のプラス成長に転じた。 ベンダー別の出荷台数シェアは、富士通がトップで20.2%(前期同期比30.3%増)。3年半ぶりに首位に浮上した。家庭向け PC の春モデルを12月に前倒ししたことや、ビジネス市場での出荷が好調を維持したことが今期の結果につながった、と IDC Japan は分析する。 第2位は NEC で19.2%(前年同期比4.5%増)、次いで、デルが15.0%(同21.9%)、東芝が8.6%(同12.4%)、HP が8.2%(同21.0%)と続いた。 IDC Japan PCs グループマネジャーの片山雅弘氏は、次のように分析する。 「2007年第4四半期の家庭市場は、春モデルを前倒したことによりプラス成長となったが、エンドユーザーの動向を反映したものではない。2008年は北京オリンピックもあり、薄型テレビの影響など、市場の動向を慎重に見る必要がある。しかし一方で、ビジネス市場は好転し、2008年の PC 市場全体をけん引する原動力が窺がえる」 2008年第1四半期の見通しは、ビジネス市場では、買替え需要が中堅中小企業から大企業に波及しており、プラス成長を維持する一方で、家庭市場では、2007年第4四半期に春モデルの前倒しにより、マイナス成長になる可能性があると IDC はみている。 関連記事 最新トップニュース
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