Webマーケティング 2008年2月28日 13:00

Google の広告事業に停滞の兆し?

著者: Kenneth Corbin  オリジナル版を読む
2008年2月28日 13:00 付の記事
■海外internet.com発の記事

投資家たちは、昨四半期に Google の広告事業の成長が鈍化しただけでも、十分神経質になっていた。では、まったく成長しなかったとしたら、一体どうなるのか。

オンライン調査会社 comScore が発表した最新の市場分析結果によれば、Google が掲載したクリック課金 (PPC) 型広告が、1月に米国内で得たクリック回数は5億3200万回で、前年同期と比べて0.3%減少したという。

なお悪いことに、この1月の不振が明らかになる前、Google の2007年12月と同年第4四半期における前年比伸び率が、それぞれ13%と25%だったことが明らかになっており、投資家の間では同社の成長鈍化に対する警戒心が高まっていた。

今回のニュースの影響で、Google の株価はここ2日間で43.61ドル (8.6%) 下落し、26日の終値は464.19ドルとなった。

この26日の終値は、Google がアナリスト予測を下回る業績を計上した2007年第4四半期決算発表の当日と比べ、100ドルも低い水準だ。当日の決算発表は、いよいよマクロ経済の暗雲が、Google の頭上にも立ちこめるのではとの憶測を呼び、時間外取引で Google 株の売りを誘発した。

comScore の調査結果について、Google の広報担当者はコメントを避けた。

comScore の調査報告によれば、同じく1月の前年同期比で、Yahoo! が得た広告クリック回数は15%増加し、Microsoft が得た広告クリック回数は9%減少したという。

ただし Google 観測筋の多くは、comScore の調査報告について、限られたサンプルから集めた1つのデータにすぎないと捉えている。J.P. Morgan の Imran Khan 氏によれば、過去2四半期の Google の売上成長が、comScore による広告クリック回数推計を上回るペースで伸びていることから、今回の調査結果は、必ず売上が停滞すると示すものではないという。

トップページ | 画面トップ

Copyright 2008 Jupitermedia Corporation All Rights Reserved. http://www.internet.com/