![]() ![]() ![]() ![]() EC 承認で Google が DoubleClick 買収を完了この記事のURLhttp://japan.internet.com/wmnews/20080312/12.html
著者:Kenneth Corbin
海外internet.com発の記事
欧州委員会 (EC) が、Google の DoubleClick 買収を承認した。
Google は2007年4月、総額31億ドルでオンライン広告配信大手 DoubleClick を買収すると発表していた。この案件に関し、EC は昨年11月から綿密な調査を行なってきたが、このほど両社の合併はオンライン広告市場の競争を大きく阻害しないとの結論に達した。 EC は声明の中で次のように述べている。「当委員会は市場を綿密に調査した結果、Google と DoubleClick が互いの活動に目立った競争上の制約を課している事実はなく、従って現時点においては、両社が競合関係にあるとは考えられないと判断した」 オンライン広告市場で競合する Microsoft、Yahoo!、Time Warner 傘下の AOL などが競争力のある代替製品やサービスを提供する現状にあっては、Google が価格を不当に吊り上げたり、顧客の広告主に DoubleClick の広告配信ツールや追跡ツールの購入を強制することは不可能だと EC は判断した。 EC から無条件の承認を得たことで、Gooble は合併に必要な規制当局の審査をすべてクリアした。今後は両社の業務を統合し、野心的なディスプレイ広告戦略の基礎作りに着手することができる。2007年12月には、やはり無条件で米連邦取引委員会が合併を承認している。 EC の承認に伴い、Google は11日に DoubleClick の買収を完了したと発表した。Google の会長兼 CEO (最高経営責任者) Eric Schmidt 氏は、声明で次のように述べている。 「買収の完了を非常に喜ばしく思う。DoubleClick を通じ、当社は優れたディスプレイ広告のプラットフォームを獲得した。これによって、当社は先進の技術とインフラを市場に迅速に提供できるようになり、その結果、広告掲載サイト、広告主、および広告代理店にはデジタル メディアの有効性、可測性およびパフォーマンスの劇的な向上がもたらされ、またユーザーには関連性の高い広告が提供されるようになるだろう」 Google は10日の会見で、同社の従来のディスプレイ広告プラットフォームには不足な点があることを認め、今後は広告関連業務のワンストップ ショップを目指すとの展望を語っていた。DoubleClick の買収完了に伴い、Google のネットワークは今後、テキスト広告、ディスプレイ広告、動画広告など、ブランドが情報発信に利用するあらゆるクリエイティブな形態に対応することになる。 Google によれば、DoubleClick の買収は同社に検索事業とディスプレイ広告事業との格差を埋める技術と広告枠をもたらすものだという。
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