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2008年3月17日 09:00

Microsoft、広告収益管理の Rapt を買収

著者Kenneth Corbinオリジナル版を読む海外海外発
Microsoft は14日、高度な分析ツールを手がける広告技術会社 Rapt を買収すると発表した。買収条件は明らかにしていない。

Microsoft がまた1つ広告関連会社を手中におさめることになった。同社は他のインターネット大手同様、オンライン広告事業の規模と技術の拡充をねらって次々と買収を重ねている。直近では、2月にイスラエルの行動ターゲット広告技術の YaData を買収した。

Rapt 買収の目的は、資金豊富な広告掲載サイトに、高度な分析とキャンペーン計画で広告事業を管理する機能を提供することだ。Rapt の技術は、Microsoft の Advertiser and Publisher Solutions (APS) Group が提供する『Atlas Publisher Suite』に組み込まれる。Atlas は、Microsoft がオンライン広告会社 aQuantive の買収 を通じて獲得したブランドだ。

同社の APS Group 担当ゼネラルマネージャ Scott Howe 氏は、広告掲載サイトは常々、コンテンツとユーザー体験の向上によって広告売上を伸ばしたいと訴えているが、それは問題解決のごく一部の要素に過ぎないと話す。

「広告掲載サイトにとってオンライン広告枠を売るのは大変なことだ。しかも時が経つにつれてますます困難になっている」と Howe 氏は言う。

広告掲載サイトの多くが必要としているのは、価格設定や予測、売れ残った広告枠の販売など、広告営業管理にまつわる技術的サポートだ。

Microsoft は買収が完了し次第、Rapt から得た広告収益管理の支援製品を広告掲載サイトに売り込み、広告枠の販売状況予測を基に広告の営業計画を立てたいサイトには予測ツールを提供していく計画だ。

そのほか、広告営業部門が広告料の適正価格を見極め、広告枠の売れ残りを最小限に抑えるための価格分析製品もある。

Microsoft は、この買収が自社の広告掲載サイト向け製品群を補完すると期待している。

「買収の結果、もはやわれわれを隔てるものはなくなったように感じている。当社は広告掲載サイトと、非常に狭い意味でも広い意味でも協力しあっていける」と Howe 氏は取材に対して述べた。

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