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2008年3月28日 13:00
オンライン プライバシ保護に EU が1000万ユーロの支援Web 2.0 環境における個人データの安全性不安を解消すべく、欧州連合 (EU) は、ソーシャル ネットワークや仮想コミュニティに指針を示し、ユーザーの個人データ保護を促進する新設プロジェクトの支援に力を入れ始めている。
EU は「生涯におけるヨーロッパでのプライバシおよび ID 管理」を目的とする『PrimeLife』プロジェクトに対し、1000万ユーロ (1580万ドル相当) の支援金拠出を決めた。 3年計画の PrimeLife プロジェクトは、15の学術団体や業界の研究グループで構成され、ID 管理アプリケーションを通じた個人データの安全性を確立するため、短期および長期のソリューション開発を目指す。 プロジェクトを主導するのは、PrimeLife 最初の成果に向けて、すでに青写真作りを進めている IBM の研究部門 Zurich Research Laboratory だ。 PrimeLife の技術リーダーとして指揮を執る Zurich Research Laboratory の Jan Camenisch 氏は、声明のなかで「われわれは、統合型の電子『データ管理プログラム』とでも言うべき、ツールボックスの開発を目指している」と述べた。 同氏はさらに、次のように説明している。「このデータ管理プログラムは、ユーザーが自分の個人データをいつ、どこで、どのように使用したかという概要を提示するものだ。またこのプログラムでは、ユーザーがすべての用途に関してデフォルトのプライバシ設定を定義でき、アプリケーションがそれら以外の目的でデータを要求した場合、通知を受けとることができる」 PrimeLife の研究者らは EU からの支援を得たことにより、ソーシャル ネットワークなどの Web 2.0 環境でユーザーの ID を管理するための、スケーラブルで設定可能なソリューション開発を現在進めている。 また、これに平行して、より広範囲に及ぶ目標も設けている。さらに将来的には、個人のオンライン ID のライフサイクル全般に渡り、プライバシを保障する手法を開発する意向も示した。
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