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2008年3月31日 09:00

YouTube、動画の視聴動向を解析するツールを提供開始

著者Kenneth Corbinオリジナル版を読む海外海外発
Google 傘下の人気動画共有サイト YouTube は26日、同サイトにおける視聴動向を広告掲載サイトや広告主が解析するための新しいツール『YouTube Insight』の提供を開始した。

YouTube Insight は、YouTube のアカウントさえ取得すれば誰でも無料で利用でき、動画を視聴している人々について、地理的な分布統計などの詳細な情報を提供する。

同解析ツールは、コメント、視聴者による評価、サイト全体のコンテンツにおける人気度などの情報を表示するために、YouTube がすでに提供してきた基本的なトラッキング ツールをベースに構築されたものだ。しかし、オンライン動画分野で圧倒的な地位を築いた YouTube は、この分析ツールを刷新することで、広告収入を生み出す動画検索サイトへと大きく飛躍することになった。

YouTube の製品マネージャ Tracy Chan 氏は、Google の公式ブログに投稿した記事の中で、次のように述べている。「YouTube Insight は動画制作者に対し、自分の動画の YouTube における視聴動向を詳しく調べられるようにし、視聴数を上げてさらに人気度を高められるよう支援するツールだ」

YouTube Insight により、YouTube のパートナーは、自分で制作した動画の人気寿命を調査することが可能だ。一定の期間にわたり、他の制作者による同種の動画と人気度などを比較できる。

広告主は、自らのキャンペーンの評価や企画に対して数的指標を適用し、Chan 氏が言うところの「世界で最大のフォーカス グループ」の知恵を活用できるようになる。また、広告キャンペーンが到達する視聴者層および時間的な分布の相違に着目することによって、YouTube はその視聴者数規模を生かして広告主の関心を大いに惹きつけられる可能性がある。

YouTube の広報担当者は取材に対し、次のように答えている。「広告主は常に、キャンペーンの投資利益率 (ROI) の判断に役立つ指標を求めている。YouTube Insight は、視聴者が誰か、そしてどこで、何を、いつ視聴しているのかといった、視聴者をよく理解するための情報を広告主に提供する。その結果、広告主は、適切な視聴者に到達するためによりターゲットを絞ったキャンペーンを YouTube 上で展開し、マーケティング活動を洗練させることが可能になるのだ」

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