Webマーケティング 2008年4月17日 12:10

現実世界との繋がりを重視するオンライン広告

著者: Susan Kuchinskas  オリジナル版を読む
2008年4月17日 12:10 付の記事
■海外internet.com発の記事

広告メッセージを適切な場所と適切なタイミングで消費者に届ければ、そのインパクトはより強くなる。

サンフランシスコで開催中のインタラクティブ広告技術イベント『ad:tech San Francisco』(15-17日開催) では、こうした状況を作り出すべく、新興企業各社が外出中の消費者 (理想的にはマーケティングに受容的な消費者) に広告を届ける革新的な手法を披露した。

そうした技術要素の1つが RFID で、これはきわめて小型の送信機を用い、短距離の信号伝達を行なう技術だ。同技術については、今のところ小売業者が在庫管理に利用する形態が中心となっている。MTI Interactive は、買い物客が手に取った商品に関連する情報をデジタル スクリーンに表示するため、同技術を採用した。

同社のクライアントで、自動車用品チェーンの Pep Boys は、MTI の RFID 機能を備えたキーホルダーを優良顧客に提供している。顧客が店舗内を移動すると、その人物に合わせた販促活動を行なう。たとえば、ある顧客が、いつも6か月おきにエンジンオイルを買っていることが顧客データベースから分かれば、店内のデジタル看板にエンジンオイルの広告を表示する。

ほかにも MTI は、Verizon Wireless 向けに商品展示用の「スマート」キオスクを開発した。誰かが電話をとると、ディスプレイ上部に利用可能なプランやサービスの変更について情報を表示するものだ。

また Placecast は16日、ad:tech の会場で、ノートパソコンや携帯電話などのモバイル機器に、ユーザーの現在位置と周辺の状況に合わせた広告を表示する技術を発表した。

このサービスは、インターネットに接続している場所と、その場所に関係する情報を相互参照する。具体例を挙げると空港の場合、平日にはビジネスマン向けの広告を配信し、休日には一般消費者向けの広告を送るといったことが可能だ。

さらに Total Immersion の CEO、Bruno Uzzan 氏は、展示商品について、現実とコンピュータが作り出すデータを組み合わせた「拡張現実」を提供するキオスクを披露した。キオスクの上部には目立たない形でビデオカメラを設置し、買い物客が商品の箱を画面にかざせば、箱を開けずに中身の 3D モデルを見ることができる。

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