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2008年5月9日 10:00

日本一の個人投資家から学んだモチベーションを維持する方法

前回に続き、モチベーションを維持する方法をご紹介しよう。

「会社四季報」などを見ると上場企業の大株主欄にもっとも多く名前があるのが、竹田和平氏だ。実に110を超える企業の大株主として、日本一の個人投資家と呼ばれている。

「日本一」と呼ばれるのは、株を保有する企業数の多さだけではなく、その投資スタイルにも実に見習うべきところが多いからだろう。投資家として、竹田氏には日本の企業を応援したいという想いがある。

大株主になるのには、理由があるという。大株主ともなると、その会社の社長が挨拶に訪ねてくることもある。実際に多いらしい。そのとき、直接社長を応援し、励ますことができるからだそうだ。竹田氏は、株価が取得時より上がろうが下がろうが、訪ねてきた社長や重役たちを応援し励ます。

幸い私は何度かその場に同席させて頂いたことがあるが、訪れた社長達に対しての激励が本当に素晴らしい。その会社の事業がいかに尊くて、どれだけ世の中の役に立っているのか、社長やスタッフが輝くことでどれだけ世界が輝くのか、その会社の意義と可能性を思い出させるのだ。意義を再確認した社長たちは、やる気になって皆帰って行く。

こうして、彼らのモチベーションは上がり維持されていくのである。いわば王様が王様にするコーチングのようなもので、聞いていて私も刺激になり勉強になる。

その竹田和平氏に、「どうすれば成功できますか?」と尋ねてみた。

「成功したいならば、偉人の伝記をたくさん読むといいがね。偉人達がどうやって成功したかではなく、どんな動機で、一体何のためにやったのか?動機を理解できると成功しやすくなるがね。動機の無い人は成功するまで気がもたんから、成功せんがね。動機のある人は成功するまで気が持つから、成功するよね。」

では、偉人達の動機とは何だったのだろうか?

「昔の偉人達は家を守ろうと言うのが最初の動機だったがね。親を楽させよう、子供を安心させよう、一族を繁栄させよう。まずはそこから始まったね。家を守れたら、今度は地域社会がね。地域社会を繁栄させたら、今度は国だったがね。」

私はそれまでも、売れるホームページを持つことによってクライアント先が豊かになって、働く人の家族が笑顔になる姿をイメージしていたが、竹田氏の話を聞いてからさらに意識するようになった。

そもそも私が売れるホームページを作ろうとしたきっかけは、バブル崩壊の影響を受けて、事務所を都心から移動した父の会社を繁栄させるためだった。まずは近くにいる人の幸せを願うことから始まり、そこからさらに多くの人を豊かにしていくことを意識することが、モチベーションを維持する極意ではないだろうか。

自分だけのためにアクセルを踏める人は少ないが、愛する人のためにアクセルを踏める人は多いと思う。もう一度、自分のやっている仕事が、どれだけ愛する人のためになっているのか、どれだけ多くの人を豊かにしているのか思い返してみてはどうだろう。

記事提供:本田晃一

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