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2008年6月17日 12:20

「Microsoft は検索への執着捨て本業に専念を」アナリストが提言

若いころ、一目惚れした相手が、自分以外の誰かといるほうがどう見ても楽しそうに見える、という体験をした時の気持ちを覚えているだろうか? 2人は仲良しだが、3人目はお邪魔虫、というわけだ。

Microsoft の幹部は今まさに、こうした時と同様に、のけ者にされたという感情を味わっているはずだ。

これまで、検索市場第2位の Yahoo! の買収を目論んでいた Microsoft だったが、Yahoo! に申し出を拒絶されたばかりか、12日には最大の競争相手である Google と検索広告で提携したと発表され、Microsoft は取り残されているのが現状だ。

重要な問題は「今後 Microsoft はどうするのか?」ということだ。もしくは「今後 Microsoft はどう『すべき』なのか?」とも言いかえてもいいだろう。

ただし、Microsoft 全体、特に最高経営責任者 (CEO) Steve Ballmer 氏が次に何をすべきかについて、見解や提言を持つ専門家や関係者が山ほど存在するのも確かだ。

Enderle Group の主席アナリスト Rob Enderle 氏は、おそらく最も重要なのは、プラットフォームやツールなど、Microsoft の基盤市場に再注力することだろうと語っている。

近年、Microsoft は検索/広告市場、エンターテインメント/ゲーム分野、音楽プレーヤー/携帯電話、ホーム ネットワーク、消費者/企業向けの『Windows Live』サービスなど、中核とは言えない事業に手を染めてきた。こうした事業の中には、10年もしくはそれ以上にわたって Microsoft が資金をつぎ込んできたものもあるが、大半は赤字か、ほんのわずかの利益をあげるにとどまっている。

「現在、Microsoft の事業は多岐にわたっている (中略)。成熟した企業として、どういった形を目指すのかを決める必要がある」と Enderle 氏は取材に応えて語った。

そうするにも、検索および検索に関連するオンライン広告を支配することに過度の執着を持ったことで、Microsoft はすっかり脇道に逸れてしまったのかもしれない、と同氏は付け加えた。

Interarbor Solutions の主席アナリスト、Dana Gardner 氏も同意見だ。

Gardner 氏は取材に応え「検索市場に対する執着を捨てなければならない。検索以外にも他の方策があるはずだ」と指摘している。

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