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2008年7月25日 10:00

メディアのニーズ 〜アフィリエイトに対する思い〜

アフィリエイト広告はリスクなく広告展開をすることができ、費用対効果に優れたプロモーションとして、今や様々な業界、業種の広告主に認知されいる。

アフィリエイトがそれほど認知されていなかった当時、アフィリエイト広告は定められたアクションが発生した際に、その成果分のみの費用を支払えばよいという成果報酬型広告だった。広告主にとっても、プロモーション戦略のプラスアルファとして媒体との取り決めなど、ルールをそれほど厳しく設定することなく運用されてきた。

しかし、昨今のインターネットの急激な発展とそれにともなう Web2.0時代突入により、広告主がアフィリエイト広告に求めるニーズが変化してきた。

上述されているように、アフィリエイト広告は成果報酬型広告となるため、費用対効果が高く、広告費用に対するリスクは最小限である。反面、どれだけの成果が生み出されるのか想定がつきにくく、予算を立てにくいというデメリットも持っている。これは一概に、広告主だけに該当することではなく、アフィリエイト広告を運用する媒体側でも同様のことが言える。

つまり、想定が立ちにくい=得られる収益の予測が立ちにくいということで、アフィリエイト広告のみを運用している媒体は一部の特殊な媒体以外ほとんど存在しないといっていい。多くの媒体は、メインとなる収益以外の副収入的な取組みとしてアフィリエイト広告を運用している。

有力と言われる媒体では、純広告が広告のほとんどを占めているが、それは一般的にアフィリエイト広告よりも純広告の方が収益性が高い。媒体側の営業がアフィリエイト広告を掲載するより純広告を掲載したほうがメリットが大きいためである。

しかし、媒体力がないと CPA 換算が合わなく、純広告が売れなくなるためアフィリエイトで枠を活用しているというのが現状となる。有力な媒体では、純広告でもクライアントニーズが満たせるためにアフィリエイト広告は実施しない。広告主からのニーズで最も多い「大手有力媒体でのアフィリエイト実施」という要望が実現できないのはこのためである。

アフィリエイト広告は収益性の把握が困難なため、どちらかと言えば広告主有利の広告掲載方法といえるのに対し、純広告は実施後でないと広告主側で効果(CPA 等)がわからないので媒体有利の広告掲載方法といえる。

記述からもわかるとおり、インターネット広告はメディアにとっては、まだ純広告がほとんどを占めており、アフィリエイト広告は空き枠利用を目的とした副産物とのとらえ方が一般的だ。したがって一部の特殊な例を除き、通常、媒体側は純広告掲載に力を注ぎ、アフィリエイト広告へのプライオリティはどうしても低下してしまう。

広告主からしてみれば、アフィリエイト広告はリスクの少ない広告掲載手法であることと、広告形態自体の汎用性から、使い勝手の良い広告という認識でメディア側に対しての様々なニーズが存在するが、やはり有力メディアへの出稿、及び、協力関係構築のためには純広告の収益性をカバーできる程度の予算が必要になる。

費用対効果を求めすぎた中での過度なリスクヘッジをかけることによって、広告掲載が進まず、露出が低迷し、本来の目的であるエンドユーザーへの訴求が上手く進まなくなってしまえば、それこそ本末転倒である。

メディア視点にたった広告展開が、最終的にはエンドユーザーへ提供できるユーザビリティの最大化に繋がる、ということを念頭に置いてプロモーションを構築して頂きたい。

(執筆:株式会社ネットマーケティング 日向 紀隆 )


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