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米大統領選、ネット上では Obama 氏が優勢だが McCain 氏も猛追政治家に関するメディア報道の分析においては、偏向報道の問題が持ち上がるのはもはや避けられない。右派側からは、メディアがリベラルすぎるとの指摘が常になされているし、一方の民主党支持派は、『Drudge Report』や右傾的なラジオのトーク番組の数々を声高に嘲笑している。
このように、メディアに関する分析は極端に二分化されているのが現状だ。そこで、トラフィック計測を手がける調査会社 Hitwise は、こうした状況がインターネット上にどのように反映されているかについて、調査を実施した。同社は、2人の大統領候補の Web サイトにどの報道機関がトラフィックを流しているかを調べるため、クリックストリーム (ページ遷移) 分析を行なった。 Hitwise は予備選挙の時点からデータを追跡し、その結果、民主党候補の Barack Obama 氏のサイトの方が、共和党候補の John McCain 氏のサイトに比べてメディア サイトからの参照がはるかに多く、その傾向がずっと変わっていないことがわかった。しかし、Obama 氏が Hillary Clinton 氏を破ったことが明らかになって以来、McCain 氏はその差を縮めつつある。 Hitwise によると、8月の最終週、Obama 氏の Web サイトが得たビジター数は、McCain 氏の Web サイトの2.5倍以上を記録したという。しかし、その2週間前には4対1で Obama 氏が優勢だったことを考えると、差は縮まっている。 McCain 氏の巻き返しは、データの上からも裏付けられている。8月最終週の Obama 氏のサイトの新規ビジター数は59%だったのに対し、McCain 氏のサイトへのトラフィックに占める新規ビジター数は82%だった。 この傾向を、Hitwise のアナリスト、Heather Hopkins 氏は次のように解説している。「当初のトラフィックの差は、メディアの偏向というよりは、民主党の (大統領候補) 指名争いによるものだったと考えられる」 「選挙の焦点が Obama 氏対 McCain 氏へと移行するにつれ、McCain 氏が獲得するニュースおよびメディア サイトからのトラフィックが増え始めた。しかし、まだ Obama 氏のトラフィックをはるかに下回っている」と Hopkins 氏は述べている。 Hopkins 氏の結論は、情報サービス提供業者 LexisNexis による最近の分析とも一致している。同社の分析では、Obama 氏は報道の量の点では優位な立場にあるものの、メディアの状況を概観した結果、顕著な報道の偏向は生じていないことが明らかになっている。 報道量の相違の理由の1つとして、(アフリカ系米国人が大統領候補になるのは) 歴史上始めてのことであり、その点から Obama 氏がより多くのメディアの注目を集めている、という理由付けが考えられる。 関連記事 最新トップニュース
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