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Yahoo! の成長戦略の鍵はオープン性映画『卒業』の中で、成功の秘訣は「柔軟性」だとダスティン ホフマン演じる人物に耳打ちした男にならえば、Yahoo! が11日に開催したメディア向け説明会の席上で、同社幹部らが示した成長戦略の鍵は、「オープン」の一言に尽きるのかもしれない。
同説明会では話し手が次々に登壇し、音楽や検索からモバイルや広告まで、Yahoo! のさまざまなサービスをオープン化する計画について詳しく述べた。それらの取り組みの多くは、『CTIA』カンファレンスで10日に発表したモバイル開発プラットフォーム『Blueprint』に関する野心的な取り組みをはじめ、すでに別のイベントで発表済みのものだった。 まず Yahoo! が示したのは、『Yahoo! Music』のオープン化計画だ。同サイトをオープン化し、Apple の『iTunes』や Amazon.com の音楽サイトといった、他社の人気サービスからも情報を取り込む。 Yahoo! のメディア事業を率いる Scott Moore 氏は、次のように述べた。「現在 Yahoo! 上にあるものは、どれも Yahoo! が提供したものだ。それも今後数週で完全にオープン化し、デザインは一層さっぱりしたものになる」 新デザインでは右側の縦列に、インターネットラジオの Pandora、Amazon.com、iTunes といったパートナーをはじめ、Yahoo! 自身の新コンテンツや新サービス、さらには既存の自社サービス『Flickr』が並ぶことになる。 Yahoo! の製品マネージャや幹部らが、オープン性とは別に何度も取り上げたテーマがユーザー体験の向上だった。同社 CTO の Aristotle Balogh 氏は、人間同士がどのように影響しあうのか理解を深めるのに役立てるため、経済学教授や心理学者を雇用したり、ゲーム理論のような深淵な分野を活用していると述べた。 次に『Yahoo! Mail』だが、同サービス担当グループ製品マネージャを務める Mark Risher 氏は、ユーザーが別のアプリケーションからより多くのコンテンツを取り込んだり受け取ったりできるようにするため、Yahoo! Mail をどのようにオープン化しているのかを説明した。たとえば、週末をどう過ごしたかを尋ねるメールを受け取ったとして、そのメールを Flickr に放り込み、関連する写真を抜き出して返信するといったことが、Yahoo! Mail から離れることなく行なえる、といった具合だ。 そして Moore 氏は、ニュース中毒者向けの情報として、Yahoo! がニュースのページを刷新しようとしており、すでにテストプロセスの一環として、一部のユーザーに対して無作為に新版ページを提示し始めていると述べた。 「右レール」(Yahoo! はコンテンツの右側の縦列をそう呼ぶ) の中には、Web 全体から最も参照量の多い記事を集めて表示する。「自社以外のリンクを積極的に紹介しようとするサイトはあまり多くないが、われわれはこれで成功を収めている」 また右レールの一部を、サードパーティのコンテンツ プロバイダに開放する計画もある。だが Yahoo! は、サードパーティが掲載料を支払う必要があるか否かなど、詳細についてはほとんど明らかにしなかった。 関連記事 最新トップニュース
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