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「女の子ポータル」を目指す―F0層向け携帯ホームページ作成サービスのピーネスト
● 元々は女性向けにターゲティングしていなかった ピーネストの主力となるビジネスは、携帯電話向け無料ホームページ(ホムペ)作成サービス「@peps!(ペップス!)」と、アルバム、プロフ、リンク、Blog を個別に利用できる無料レンタルパーツサイト「Chip!!(チップ!!)」。 これらのサービスのユーザーは、男女比では女性が80%、年代別では10代が87%となっており、女子中高生向けのサービスとして人気を集めている。この登録ユーザーをパネルとしてリサーチを行うのが「P-NEST リサーチ」である。 ピーネスト代表取締役社長の村田泰氏によると、2002年の @peps! 提供開始時にはターゲティングを行っておらず、ユーザーは男女半々程度であったという。その後、女性の支持が増加し、2005〜06年にはあらためて女性をターゲットとして大幅なリニューアルを行ったとのことだ。 なお、@peps! は女性をメインターゲットとしているものの、特に女性限定のサイトというわけではなく、男性の登録に問題はない。ただし、@peps! に用意されているデザインテンプレートやパーツなどのアイテムは、完全に女性向けのデザインであるということは予め納得したうえで登録したほうがいいかもしれない。 ● 「これが来る」というのはわからない ピーネストは「P-NEST リサーチ」に先駆けて、同じく会員をパネルとしたランキングサービス「@peps! ランキン」を開始している。 村田氏によると、回答に「これが来る」というのはわからないとのことで、まずフリー回答で、ある程度、回答を集めた後に上位を選択肢として用意して、あらためて回答を集めているという。 この「@peps! ランキン」に関しては、ユーザーに対してのサービスの一環であり、ランキング化されたアンケート結果を見て単純に楽しんでもらうことを目的としている。ただ、村田氏はこのランキング化された結果を企業にもぜひ見てもらいたいという。女子中高生の動向を知ってもらい、ビジネスに役立ててほしいとのことだ。 ● ホムペのつながりはリアルの「仲良しグループ」の延長 中高生は「みんなと同じことをするということで安心する」と村田氏は述べる。ホムペを持つことは、携帯電話で通話やメールをすることの延長にあるという。 己の主張を訴えたりする場として Blog を書くブロガーは多いが、中高生がホムペを持つ感覚は、学校の友達とのグループをネット上に構築するといったもののようだ。つまり、ここはいわゆる「出会い」の場ではない。 自分のホムペを見ないで欲しい子、見て欲しい子、さまざまなスタンスの会員がいるが、基本はリアルの「仲良しグループ」がネットに別の場を持ったということなのだ。 見られたくない会員の声に応えて、ロックやアクセス禁止の機能はもちろん搭載されている。 ● コマース系は少なく、青田買い的ブランディングも主力に @peps! のビジネスモデルは広告モデル。広告は純広告のみを扱い、コンテンツ連動などは導入されていない。広告販売は代理店に委託しており、営業担当の社員は擁していないとのことだ。 掲載されている広告は、意外なことに「コマース系は少ない」という。モバイル広告の定番であるいわゆるケータイコンテンツ、つまり着うたフルや電子書籍、また求人や SNS といったものが多いようだが、化粧品など、将来の需要を見込んだ、青田買い的なブランディング広告も目立つというのは大きな特徴といえるだろう。 村田氏は、今後、女子中高生向けの商材を持っている会社との連携なども進め、F1層なども取り込みながら、「女の子ポータル」を目指していきたいと語った。 関連記事 最新トップニュース
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