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2008年のメールマーケティングを振り返って思うことメールが読者に到達していない!
…と言う事実が段々と発行者の意識の中に入り始めたのではないだろうか。 今までのメルマガは、配信したメールが読者に届いていると言う前提でメール配信が行われてきた。2008年は、その前提が前提でなくなり始めた年だ。 その原因がスパムメール防止フィルタの強化にある。 メールを配信する側もメールを受信する側もスパムメールによる影響が拡大し、何とかしたいと思っている。受信する側は、スパムメールフィルタ機能の誤診と売り込みメールの増大で困っている。 メール配信側は、配信するメールがスパムメールとして迷惑メールフォルダに直行しているのではないかと不安を募らせている。 ■迷惑メールフォルダーに直行しやすいメール ・読者の関心を失わせる売込み中心のメール ・同じ、または、類似の内容のメールを2度、3度と送ってくるメール ・差出人名が身元を表示していないメール ・件名が内容とミスマッチを起こしているメール ・メルマガ解除方法が簡単でないメール ・広告だけで中身の情報がちょっとしかないメルマガ ・儲け話を強調しているメルマガや勧誘メール ・同じ文面をいっせいに多くの方に送付していると分かる、アフィリエイトメールやお問い合わせメール 私のところへも一斉メール配信の売り込みメールやアフィリエイトメールが届く。編集のやり方や書き方を見るとすぐに一斉配信メールの売り込みだなと分かる。 お願いやビジネスの協力を依頼するメールは、書き手の誠実な姿勢が文章で伝わるように書かないとだめだ。メールは、同じ内容を簡単に機械的に大量配信が出来てしまう。それも、お安くできてしまう。 それ故、人間味を感じさせない機械的なメールになりがちである。読者は、そんなメールを直ぐに見破る能力があるということを忘れてはいけない。 ■確実にメールが読者に到達させるには… この世の中で「確実」と言う言葉を信じるのは難しい。現状よりも改善できると言う意味で「確実」という言葉を強調表現として使いたい。 ・読者にお願い! メール解除方法が記載されて簡単に解除できるメルマガを安易に迷惑メール防止ボタンで排除しないで下さい。 メルマガに登録するときは、メルマガ専用のメールアドレスを使いましょう。Yahoo! メールや Gmail などは、迷惑メール防止機能が充実しているので迷惑メールで悩む回数が減るでしょう。 面白いメルマガには、積極的に感想やコメントメールを書きましょう。そして、コンテンツについて要望を伝えましょう。 ・発行者にお願い! メルマガを受信する読者も賢くなってメルマガ専用のメールアドレスを Yahoo! メールや Gmail で受け取る人が増えてくるので自分たちが発行するメルマガが迷惑メールフォルダーに入っていないかどうか絶えずモニターして下さい。 ASP メール配信サービスで Yahoo! メールや Gmail の迷惑メールフォルダに入るものは、使用するのを止めましょう。質の悪い(スパムメルマガ)クライアントを多く抱えている ASP メール配信サービス業者のメールサーバーはすでに汚染されているため読者に到達していない可能性が高いです。 クライアントの質を厳しくチェックしている ASP メール配信サービス業者を選んで使いましょう。 メルマガ解除を簡単にできる情報をメルマガの冒頭に記載してください。迷惑メール防止ボタンを押されるよりメルマガを解除されたほうが良策です。メルマガを登録させるページには、読者に提供する情報サンプル、読者にとってのメリット、双方コミュニケーションができる旨を分かりやすく記載してください。 メルマガの内容に関心を失ったと思われる読者にアンケートやお問い合わせメールを出しましょう。返答が無ければ、リストから削除しましょう。 ■読者本人の意志を再確認するダブルオプトイン方式を採用 まぐまぐは、最初のメルマガ登録でダブルオプトイン方式のメルマガ登録にメルマガ登録方法を変更した。以前は、本人確認をしないでメルマガ登録をできるようにしていた。 ダブルオプトイン方式で登録されたメルマガ読者は、メールアドレスが生きていると言うことを証明し、読者本人の意志を再確認ができるため比較的質の高い読者を確保できる。 いたずら登録も無くなりエラーメールアドレスも激変するメリットがある。 ●2009年のメールマーケティングはどの様になるだろうか? 米国のメールマーケティング業界で2009年に注目すべきことがある。トップ3の項目を説明したい。 1.開封率、クリック率よりも売り上げへの貢献度とコスト削減の貢献度が分かる指標に注目する ビジネスの最終目的は、売り上げと利益である。この二つの目的を達成するには、できるだけ安いコストで売り上げを伸ばす方法をメールマーケティングに求める。開封率やクリック率が高くても売り上げに直ぐに結びつくと言うことではない。 本来見るべき指標は、 ・売り上げ/配信メール(1通あたりの売り上げ) ・コスト/配信メール(1通あたりのコスト) 2.信用と信頼を読者に埋め込む メールマーケティングの基本は、固定読者を増やすことにある。ロイヤリティを高めるには、メール配信元への信頼と信用を深めるメール配信方法とコンテンツに注意を向ける必要がある。 面白い、役に立つメール情報を配信しながら突然、号外広告メールが何度も届くやり方は信用と信頼を一度になくすやり方である。読者に納得がいく広告告知方法をテストしながら見極める。 メルマガ登録時に号外広告メールが月1回程度届きますということを一目で分かるようにしておかないと読者はびっくりする。 3.読者とのコミュニケーションを深める メール配信元の発行者(会社)と双方向のメールのやり取りがあると読者は安心する。ほとんどの会社は、読者とのコミュニケーションを取ろうとしていないからだ。リスク回避、面倒、一方通行の情報告知で十分といった考え方で読者との付き合いを積極的に考えていない。 読者とのコミュニケーションが深ければ深いほど無償であなたの会社を応援してくれるファンが生まれる。CGM(消費者生成メディア)の中心は、ファンが作り出している。口コミサイトで情報を広げてくれるのもファンだ。 2009年は、メールマーケティングの基本に戻る。 (執筆:吉田憲人 ゴヤット LLC 代表) 記事提供: Goyat LLC
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