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2009年2月6日 13:30

新サービス『Google Latitude』に早くもプライバシ侵害懸念の声

著者Kenneth Corbinオリジナル版を読む海外海外発
Google は4日、携帯電話を用いて位置情報を友人らと共有できる新サービス『Google Latitude』を公開した。しかし、同サービスについて不快に感じる向きもあり、プライバシ保護運動家たちからは早速懸念の声が上がっている。

同サービスは、全地球測位システム (GPS) と携帯基地局による三角測量を併用して位置を特定し、携帯機器を利用する友人たちと位置情報を共有できるようにしたものだ。Web における行動に基づいたターゲット化手法 (主にマーケティングに用いる手法) の多くとは異なり、Google Latitude ではユーザー本人に情報共有の同意を求める。ユーザーが許可しない限り、友人たちは該当ユーザーの位置を知ることはできない。

ユーザーは、自分の位置情報を仲間の誰にでも提供できるほか、位置情報の表示を特定の人々にだけ制限することもできる。

Google が Google Latitude のプライバシに関して担保している文言を読む限り、情報を把握するのは、ユーザーが許容した範囲内のみとなっているが、一部の懐疑的な人々は納得していない。それは、ユーザーからすべてのデータを収集するのが Google 自身だからだ。

公益に適ったデジタルメディアの推進を目的とする団体 Center for Digital Democracy (CDD) でエグゼクティブ ディレクタを務める Jeff Chester 氏は、物言うプライバシ保護運動家だ。同氏は、Google がユーザーの詳細な個人情報を収集していることに関して、以前から警告している。今回の新サービスについて、同氏は取材に対して次のように語った。

「Google にとっては、マーケティング目的のデータ収集の仕組みを拡大することがすべてだ。Google Latitude は、個々のユーザーの行動、位置、友人たちとのつながり、仕事上の関係を、同社がよりうまく追跡し、分析できるようにするものだ」

Chester 氏の率いる CDD は最近、消費者のプライバシを保護するためとして、モバイル マーケティング業者に対するより厳しい規則の適用を求め、米連邦取引委員会 (FTC) に申し立てを行なっている。

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