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CGM 系メディアは、情報収集の目的やシーンごとに使い分け――Yahoo! リサーチ調べヤフーバリューインサイト株式会社は、同社が運営する「Yahoo! リサーチ」にて「情報メディア」に関する調査を実施、2009年3月17日、調査結果を発表した。調査対象は、全国のインターネットユーザー1,000名。調査期間は、2008年12月18日〜19日の2日間。
■伸び続ける「検索エンジン」「動画共有サービス」 「テレビ」「新聞」「雑誌」「ラジオ」の従来4大メディアは、昨年のレベルを概ね維持している。Web 系メディアでは、前回調査で利用度・利用意向ともに高かった「検索エンジン」や、初登場ながら存在感を見せた「動画共有サービス」の利用度・信用度が今回調査でも上昇傾向にあり、利用意向も依然高く、今後も伸びが期待される。 今回新たにカテゴリを追加したウィキペディア(Wikipedia)に代表される「利用者が編集可能なフリー百科事典」は、信用度が「新聞」「ラジオ」に次いで3位、利用度が「テレビ」「検索エンジン」「ポータルサイト」「新聞」に次いで5位、利用意向は「検索エンジン」に次いで2位と、利用度、信用度、利用意向が三拍子揃う注目の結果となった。 その他「iGoogle、My Yahoo!」「ソーシャルブックマークサービス」「画像/写真共有サービス」「ライブストリーミングサービス」などの新メディアはいずれも信用度、利用度、利用意向ともにまだまだ低い状況だ。 mixi や GREE などの「SNS」は、利用度、信用度とともにほとんど変化が見られず、利用意向も低下傾向で伸び悩みを見せている。セカンドライフに代表される「3D リアルタイム仮想世界」も利用度が若干伸びたものの、利用意向は低下しており、普及にいたる前に衰退傾向に差し掛かっている兆しが見られる。 ■「フリー百科事典」「動画共有サービス」は認知率が9割 CGM 系の各メディアの認知・利用・参加経験を確認したところ、ウィキペディアに代表される「フリー百科事典」や YouTube などの「動画共有サービス」は、認知率が9割、利用経験率が7〜8割に達しており、情報発信にいたるユーザーは少数派ではあるものの、インターネットユーザーにとっての「一般的な情報メディア」という存在を確立しているといえる。 新たなメディアとして今回からカテゴリを追加した、はてなブックマークなどの「ソーシャルブックマークサービス」や、Flickr、フォト蔵などの「画像/写真共有サービス」は、認知率が7割強〜8割と高いものの、利用経験率は3割未満に留まり、閲覧を含めた利用者はまだ限定的である模様。 また、「SNS」は利用経験率が4割強と昨年から伸びが見られなかったが、「よく閲覧し、よく参加するユーザー」が1割強と他メディアよりも構成比が高く、一部の高関与ユーザーに非常によく利用されている実態が見られる。 その他、新たなメディアとして追加した Ustream.TV や Justin.TV などの 「ライブストリーミングサービス」の認知率は3割強に留まり、利用経験率も1割未満と浸透度はまだ低いようだ。 ■CGM 系メディアは、情報収集の目的やシーンごとに使い分け 同じく CGM 系メディア利用者を対象に、シーンや目的別に利用したいメディアを調査した。“他人から情報を得たいときに利用するメディア”は、「フリー百科事典」「動画共有サービス」「特定カテゴリの掲示板」が4割前後と高く、複数メディアに分散しているが、逆に“自分の情報を他人に提供したいとき”は「個人の Blog(ブログ)」(25%)や「SNS」(19%)に集中しており、自らの情報を提供したいときと、他人から情報を得たいときでは、メディアの使い方が異なっているようだ。 また、「個人の Blog(ブログ)」は発信だけでなく、受信においても高めで、受信・発信の両目的で活用したいメディアという位置付けとなっているようだ。 “自分の目的にあった情報を探したい”ときには「フリー百科事典」「動画共有サービス」「特定カテゴリの掲示板」などが4割前後と高く、逆に“目的を持たず、なにか面白い情報を探したい”ときには「動画共有サービス」に使用意向が集中し、4割強と他メディアよりも圧倒的に高い結果になった。「動画共有サービス」は、明確な目的のあり・なしに関わらず利用意向が高いメディアであることがわかる。 関連記事
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