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2009年4月30日 18:20

埋もれてしまう企業ブログパーツをブロガーへ届けるには――ソニー 竹下氏

ソニーは2009年4月20日より、ビルコム株式会社デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(DAC)とともに、ブログパーツの認知拡大を支援する新サービス「ブログパーツ AD×PR パッケージ」の販売を開始した。

今回は、新サービスの販売開始に併せて、ソニーで FLO:Q プロジェクト室 室長を務める竹下直孝氏に、ブログパーツ利用者の現状や、新サービスについてうかがった。

ソニー株式会社 FLO:Q プロジェクト室 室長 竹下直孝氏
ソニー株式会社
FLO:Q プロジェクト室 室長
竹下直孝氏

■企業ブログパーツは年々増加の傾向
開始当初は認知度が低かったブログパーツだが、現在では環境の変化からブロガーにも浸透してきているという。iMi リサーチバンクが昨年5月に実施した調査では、70%がブロガーのブログーパーツを認知、さらに40%が実際に利用している。

また、ブログパーツポータルサイト「ブログパーツ.com」では、2007年1〜3月時にはブログパーツの登録数が170個だったのに対し、2008年10〜12月では329個と2倍近い登録数となっている。注目すべきは、ブログパーツが登場して間もない頃は、クリエイターからの登録が約7割を占めていたのに対し、現在は9割が企業のブログパーツであるということだ。

竹下氏は「多くの企業がブログパーツを配布するようになった背景として、企業が個人メディア(CGM)との繋がりを持ちたい、という意識が高まってきたことが挙げられる」と指摘する。

2007年頃から、CGM を活用したプロモーションを行う企業が増加している。個人メディアにただバナーを掲載するのでなく、ブロガーにも楽しんでブログパーツを掲載してもらうことで、双方の需要と供給のバランスがマッチしてきたことが、利用者増加の要因であるとされている。

しかし、CGM プロモーションの取り組みとしてブログパーツが一般化し、供給数が増加することで、最近では個々のパーツの露出が減少し、想定配布数に到達できないといったケースも増えてきているという。

■新サービス「ブログパーツ AD×PR パッケージ」
「ブログパーツ AD×PR パッケージ」は、ウィジェットサービス「FLO:Q(フローク)」とパートナー契約を交わした Blog プロバイダー5社、およびブログパーツポータルサイト5社の特設スペースに、企業のブログパーツを一斉に表示し、より効率的にブロガーへリーチできる場を提供する、というものだ。

ブログパーツプロモーションを構成する要素
ブログパーツプロモーションを
構成する要素

「ADパッケージにおける最大の特長は、実物のブログパーツを貼ることができるところです」(竹下氏)

ブログパーツは Flash で作られているケースがほとんどであり、同じページにすべて Flash でブログパーツを貼ってしまうと、技術的な干渉などの問題からブログバーツがうまく動作しないことがある。そのため、同じページで複数のブログパーツを紹介する場合は、画像で表示するというのが一般的だ。

「パートナー10社のサイトすべてに、本物のブログパーツを貼れる専用の枠を作ってもらうことで、実物のブログパーツを通して、多くのブロガーに触れてもらい、企業コンテンツへの接触機会を増やすことが可能です」と竹下氏。

ブログパーツの効果測定 ASP サービス「BAMPER(バンパー)」を活用することで、費用対効果を明確にすることも可能だ。ブログパーツの設置数やクリック数といった一般的な管理機能はもちろんのこと、ブロガーのサイトから自身の Blog にブログパーツを貼った人がどれだけいるか、といったクチコミの世代数・紹介数も管理することができる。

「最近では、企業がブロガーとコンタクトを取ることも多く、測定結果が影響力の高いブロガーを発見するための指標にもなります。また、単に“PV が高い Blog”といった結果だけでなく、実際にブログパーツが利用されている Blog を発見することも可能です」(竹下氏)

料金は、ブログパーツ AD や PR 、効果測定などをセットにしたものをパッケージとして210万円から提供しているが、それぞれを個別に購入することも可能なため、予算に合わせて商品を組み合わせて利用することもできるという。

「2週間50万円からお試しいただくことも可能です。自社でブログパーツを作って自社メディアにしたいという方もいらっしゃると思うので、まずは試しに利用してみたいという人にも是非利用して欲しいですね」 (竹下氏)

3社のコレボレーションスキーム
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