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サイト訪問者が Web に求めているもの 〜KY サイトにならない秘訣〜ここ1〜2年で Web サイトを取り巻く環境は大きく変化しました。
Web サイト自体の有り様も、CMS を利用した迅速かつ大量の情報配信、Web2.0的なコンテンツ、Ajax や RSS を活用した見せ方の表現、動画などリッチコンテンツの増加など、それ以前とは様変わりが進んでいます。 そんな中、従来より、ますます重要性を増しているのが、Web サイトの使いやすさや情報の引き出しやすさを意味するユーザビリティです。 このコラムでは、普段よりユーザビリティに配慮したサイトづくりに取り組んでいる Web 制作の現場より、具体的な事例なども交えながら、ユーザビリティにフォーカスした話題をお届けします。 ■ユーザーが Web に求めているもの 多くの場合、ユーザーは Web サイトに対して、何らかの情報を求めてやってきます。その際に重要なのは、情報の充実と情報入手の容易さです。 情報の充実とは、情報の量・質・鮮度といった尺度でユーザーの期待に答えることであり、Web サイトはその特性上、情報の充実を図りやすい媒体と位置づけることができます。 一方、情報量が増えれば増えるほど、個々の情報を見つけにくくなる、といった事態が生じます。通常、Web サイトに掲載する情報は増える一方なので、ある程度の期間 Web サイトを運営しているとこれは避けられない問題となります。 そこでサイト運営者が行うべき対処策がユーザビリティへの配慮となります。つまり、サイトの構成やページ設計などを見直し、多くの情報の中からユーザーが知りたい情報をより見つけやすくなるように工夫を凝らす必要が生じるわけです。 ■KY サイトにならないために 以前、Web サイトのユーザビリティが普及し始めた頃には、3クリックルールという考え方が声高に叫ばれた時期がありました。これはユーザーが目的とするページまで3クリック以内にたどり着けるようなサイトを理想とするという考え方でした。 その後、3クリックルール自体はあまり聞く機会はなくなりましたが、「ユーザーが効率よくサイト内を巡回できるように」、という考え方自体はユーザビリティの中心に位置づけられています。 たとえば、一般的な企業のWebサイトで効率よくサイト内を巡回できるようにするためには、以下のようなアプローチがとられます。 1.情報を一定単位でまとめる(グルーピング) 2.それぞれに会社案内、製品情報といったわかりやすい名称をつける(ラベリング) 3.回遊しやすいようにリンクを配置する(ナビゲーション・ページ設計) ユーザビリティの考え方は広く、その施策も多岐に渡るため、以上はその一例に過ぎませんが、ユーザビリティを考えていただく上で、以上のようなユーザー中心の考え方は、十分参考になると思います。 一方で Web サイトは、ユーザー不在の、いわゆる KY なサイトになりがちな性質も備えていますので、KY なサイトにならないよう、今後のサイト運営には是非ユーザビリティを取り入れていただければと思います。 (執筆:ブルー・バンブー株式会社 代表取締役 笠井 登志男) 記事提供:ブルー・バンブー株式会社
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