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2009年6月16日 11:30

「物語性」の高い Blog は読み手に対して影響力がある――ブログの影響力に関する調査

早稲田大学マーケティング・コミュニケーション研究所と、NTT レゾナント株式会社は、全国の「goo リサーチ」登録モニターを対象に「ブログの影響力に関する調査」を実施、2009年6月15日、調査結果を発表した。

有効回答者数は950人。男女比は、男性48.2%、女性51.8%。年代比は、10代18.9%、20代20.4%、30代19.6%、40代20.6%、50代以上20.4%。調査期間は、2008年12月11日〜16日の6日間。

まず、架空の「ブログに掲載された温泉旅行記」を提示し、Blog に対して感じた物語性の高さで回答者を3グループに分類して分析を行ったところ、Blog に対して物語性が高いと評価したグループでは、Blog 記事で語られている対象やテーマ(本調査の場合は「温泉」)についての評価が、物語性が低いと評価したグループに比べて高い傾向があった。

また、Blog 記事そのものに対する評価についても、物語性が高いと評価したグループのほうが、物語性が低いと評価したグループより高い傾向があった。このように、Blog の記事に対して「物語性」を高く評価した人は、Blog で語られている記事・テーマに対して評価が高く、また Blog 記事そのものに対しても評価が高い傾向があった。

Blog の中で「あなたもこんな経験がありませんか」と自らの経験を思いださせるような呼びかけや、「〜だと思いませんか」と読み手の意見形成を促すような呼びかけがある場合と、呼びかけがない場合を比較したところ、Blog 内に読み手への呼びかけがある場合と Blog の物語性にプラスの相関関係があることがわかった。

つまり、Blog 記事に読み手への呼びかけがある場合に Blog の物語性が高まり、その Blog に対する評価が高いという傾向があることがわかった。さらに、元々関心がある対象やテーマにおいて、記事内に呼びかけがあると、より一層 Blog の物語性が高まることが明らかになった。

年齢を23歳以下、〜35歳以下、〜47歳以下、48歳以上の4つのグループにわけて、物語性の平均値を比較したところ、年齢が低い人より高い人のほうが物語性を高く評価した。また、Blog で語られている対象・テーマ(「温泉」「旅行」など)に対して元々、温泉や旅行に関心が高い人は、物語性を高く評価しやすいことがわかった。

さらに、話題や考え方を自分なりに工夫して表現する、話題や情報を人に正確に詳しく伝える、話題を集めものごとを人に勧める、そうした情報感度の高い人は、物語性を高く評価する傾向が強いことも明らかになった。

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