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Google、スパムの動向に関する最新データを公開スパム業者がメールをばらまくのに対抗することはできるし、業者を法廷に引きずり出すこともできるが、それでもいまいましいことに、恐ろしいほど大量の Eメールが絶えることはない。
Google は7月1日、2009年第2四半期 (4-6月) に見られたスパムの動向に関する長文の最新レポートを発表した。それを読めば、上記のような結論が明らかに示されている。 Google でメッセージ セキュリティとアーカイビングのチームに所属する Amanda Kleha 氏は今回の調査結果に関して、公式 Blog で「2009年に入っても、予想不可能な増減のパターンを見せながら、スパムは蔓延し続けている」と述べている。 Google は、全体的な傾向としてスパムが目に見えて増加していると述べている。2009年第2四半期のスパムの平均トラフィックは第1四半期と比べて53%増加しており、前年同期比でも6%増となっている。 6月末に MessageLabs が発表した報告書でも、スパムのトラフィックが増加したことが確認されている。 Google がスパムに関して使用したデータは、同社が数年前に買収したセキュリティ企業 Postini の Eメールおよびアーカイビング サービス『Powered by Postini』のネットワークから抽出したものだ。Google によると、Postini は企業や政府機関、教育機関など5万以上の組織に Eメール セキュリティ サービスを提供しており、スパムの現状を測定する上できわめて有利な立場にあるという。 そして、若干はスパム対策の成果があったにせよ、レポートの内容は好ましいものではなかった。スパム業者は、スパムの主要な配信ポイントの1つだった McColo が2008年11月に閉鎖された際に大きな打撃を受けた。スパムのトラフィックは70%減少したものの、Google によればスパム業者はこの空白を埋めるのに躍起となり、4か月と経たないうちにスパムのトラフィックは McColo 閉鎖以前の水準に戻ったという。 このほか、6月4日にはスパムの送信元となっていた ISP の Triple Fiber Network (3FN) が閉鎖を命じられたと報じられており、これによりスパムの量が30%程度減少している。しかし、これに対してもスパム業者は機敏に対応し、スパムのトラフィックが増加に転じたと Google は指摘している。 Kleha 氏は Blog の中で次のように述べている。「今後数か月間で、新たな悪質 ISP が出現し、再度スパムのトラフィックが元に戻るのを目の当たりにするだろう。6月4日以降、スパム業者はかなりの失地回復を見せており、スパムのトラフィックは当初の急落から14%増加している」 このほかに目立つ傾向として、2007年に観測されはじめたいわゆる「画像スパム」が引き続き増加している点が挙げられている。 関連記事
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