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空気清浄機は「花粉・ハウスダスト対策」から「ウイルス対策」へ――カカクコムが報告カカクコムは2009年7月8日、同社の運営する購買支援サイト「価格.com」に蓄積される、アクセスデータや価格情報などを集計・分析した、レポートサイト「Trend News」にて、「空気清浄機」に関するレポートを発表した。
2009年の空気清浄機のトレンドとしては、インフルエンザなどの「ウイルス不活性化機能」や「加湿機能」を搭載した製品が人気だが、こうした機能は数ある空気清浄機の中でも価格的には3万円以上の上級モデルに主に搭載されている。 代表的なものとしては、シャープの「プラズマクラスター」や、パナソニックの「ナノイー」があるが、こうした高い付加価値を搭載した製品が2009年に入ってからは人気となっており、その結果として空気清浄機全体の売れ筋製品の価格が押し上げられた形になっている。 上記の傾向は、【図1】の製品ごとのランキングデータからも見て取れる。
2008年1月〜3月の人気製品ランキングを見ると、ダイキンや三菱電機といった「大風量」を売りにした製品が上位を占めているが、2009年1月〜3月の人気製品ランキングでは、シャープやパナソニックといった「ウイルス不活性化機能」や「加湿機能」を搭載した製品に上位が入れ替わっている【図2】。
これらのことから、今年初冬のインフルエンザの流行、さらに4〜5月の新型インフルエンザの流行によって、空気清浄機自体に求められる機能が、従来の「花粉・ハウスダスト対策」から「ウイルス対策」へと急激にシフトしてきていることが言える。 これまでの「花粉・ハウスダスト対策」であれば、大風量のファンを搭載し、強力なフィルターで花粉やハウスダストなどを除去すればよかった。しかし「ウイルス対策」となると、やや話は違ってくる。シャープの「プラズマクラスター」などの技術は、空気中に独自の特性を持った微粒子を放出して、空気中のウイルスを不活性化させるという点を売りにしている。 こうした新機軸の「放出系」の製品に対し、空気を吸い込んでフィルターでこすだけの空気清浄機では太刀打ちできない。もちろん、こうした従来型の製品でも、空気中のウイルスを吸い込んで無害化することはできるが、吸い込まなくても無害化できるという微粒子放出型の製品と比べると、今ひとつ消費者に対するアピールに乏しい感が否めない。 今年2009年の冬には、新型インフルエンザがさらなる猛威をふるうのではないかと予測されている。その来るべき冬に備えて、各メーカーがどのような製品を開発し投入してくるのか。特に従来型の空気清浄機で勝負をかけるメーカーの動きに注目したい。 関連記事 最新トップニュース
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