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2009年7月17日 10:00

アクセス解析を鵜呑みにしない解析方法

先日、東京都議会議員選挙が行われました。マスコミは「民主党圧勝」と報道しています。各種報道による「数字の出し方」も、そのような捉え方が多いようです。

ですが、改めて結果をよく見てみると、「普通の結果」になっていることに気付きます。民主党は前回の都議選を除くと2004年以降の国政選挙では今回と同じぐらいの得票数を確保しています。公明党や共産党もほぼ横ばいで、自民党だけ下落傾向です。

しかし、その自民党も前回の都議選よりは得票数を実は伸ばしていて、主要政党で落ちたのは全員当選した公明党だけです。

数字とはおもしろいもので、先入観を持ってみると、それに沿った数字だけ浮かび上がってきて、本質を見失ってしまいます。

今回の都議選は、「前回の参議院選挙と同じ結果」というのが、議席や得票数から見ると正しい解釈ではないかと思います。

さて、話が政治に飛びましたが、今回は数字・グラフというのは見方によって解釈が大きく変わるというお話です。

アクセス解析の活用において重要なのは、「知りたいことを、より正確に把握する」ということです。このためには第三因子を極力排除し、同じ条件で比較することが求められます。例えば下記などが「第三因子の排除」の例として挙げられます。

・「どのページに人気があるのか」を測定する際に、ナビゲーションの場所などを考慮して比較対象を決める。

・「時系列での効果」を計る際には、曜日や月の流れ(月初・月末など)を考慮し、適切な期間を設定する。

・時にはアクセス解析のデータをそのまま用いず、リリースの時期・ニュースとの関連性・他のプロモーションとの関係などを考慮し、数字の重み付けを変えてみる。

「第三因子の排除」を誤ると、数字上は一見正しく見えるが、間違った解釈となり、判断を誤る結果となります。

マーケティングというのは、色々な情報を元に売れるための施策を講じることですから、「情報の解釈を正しく行うこと」と、その情報から「何をするか」の判断が重要になってきます。

アクセス解析のデータを鵜呑みにするだけではなく、常に「アクセス解析の結果すら疑い」意味を把握した上で、マーケティング施策に役立てることが大切です。

記事提供:株式会社環

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