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2009年8月4日 13:00

データで見るユーザビリティ 〜B2B 企業にこそ求められる使いやすさ〜

企業の購買・発注担当者は、普段 Web サイトをどのように使っているのか?

今回はこの疑問に関して、一昨年、弊社で行ったリサーチ結果をもとに、なかなか参考になるデータが存在しない、B2B 企業におけるWebサイトの重要性を取り上げます。

■担当者の8割が Web サイトで情報収集
調査は、関東1都6県に勤務する20〜59歳の企業の購買・発注担当者を対象に行いました(調査期間:2007年12月21日〜12月23日)。

担当者はインターネットをどのように活用しているか
担当者はインターネットをどのように活用しているか(出典:上記調査)
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結果、実に8割を超える担当者が Web サイトを見て物品や資材の購入に関する「情報収集」を行っていることがわかりました。一方でインターネットを全く利用しない、という層は約7%に留まっています。

さらに詳細を追うと、大多数の担当者は情報収集の他、購入・申し込みやサポートに至るいずれかの過程においても Web サイトを活用しているという実態が見て取れ、B2B においても、Web サイトの役割が重要なものであるということが明らかとなっています。

■最も注目されているコンテンツ
調査では、他に情報収集の際に Web サイトのどの部分を見るかに関して、その優先順位と合わせて尋ねました。

担当者は企業のWebサイトのどの部分を見ているか
担当者は企業のWebサイトのどの部分を見ているか(出典:上記調査)
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最も優先順位が高いコンテンツは「製品・サービスの価格」と「製品・サービスのスペック」で、ともに3割のスコアを獲得。両者は2位でも上位にあげられており、3位では「製品・サービスの特徴」が最多でした。

つまり、製品・サービスに関するコンテンツの優先度が最も高く、中でも「価格」「スペック」「特徴」に関する情報を充実させることがユーザの満足度向上に直結すると言えます。

■求められるユーザビリティ
同じく、Web サイトの不満点に関して、解析した調査結果が以下となります。

担当者が企業の Web サイトで不満を感じている点
担当者が企業の Web サイトで不満を感じている点(出典:上記調査)
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「欲しい情報がすぐに見つからない」という項目が突出しています。この傾向は部門別、関与別などで見ても同様で、あらゆるセグメントにおける共通の不満点と言えます。

続いて、「情報が検索しにくい」「ウィンドウが何個も開く」「自分がどのページにいるのかわからなくなる」「ページの表示までに時間がかかる」などが上位に挙げられており、基本的な設計やユーザビリティへの配慮に欠けているサイトが多いことがうかがえます。

■B2B 企業こそユーザビリティに力を入れよう
B2C に比べ、B2B における情報収集の場は限られており、Web サイトは情報の収集手段として最も活用されています。また、検討から購入に至るプロセス全般を通しても Web サイトの関与度は高く、B2B 企業においてこそ Web サイトの充実は事業戦略上、欠かせないものであります。

一方で、B2B の分野では、ユーザビリティの低いサイトもまだ多いのが実情で、情報の充実と共にユーザビリティにも配慮したサイトづくりがコンバージョン向上への王道であると同時に、近道とも言えるでしょう。

(執筆:ブルー・バンブー株式会社 代表取締役 笠井 登志男)


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