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マーケティング2009年8月6日 16:30

2014年の世界の太陽光発電導入量は、2008年の約4倍に――シード・プランニングが報告

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著者:japan.internet.com 編集部
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株式会社シード・プランニングは2009年8月6日、太陽電池モジュールメーカーや太陽光発電システム関連部材メーカーに対して実施した、「太陽光発電の市場動向と普及ロードマップに関する調査」の結果を発表した。調査期間は2009年4月〜7月。

太陽光発電システムは既存電力と比較すると高額である。しかし、量産によるコストの低減が見込まれているため、2008年以前は、京都議定書の目標を持つ主要先進国が助成制度を策定することで太陽光発電の普及が進んだ。

2008年には、スペインが、フィード・イン・タリフの買取額を電気代の約3倍と高額にしたことにより、飛躍的に導入量が増加した。2009年は、スペインが買い取り額の減少、買取額上限の縮小を行ったことや、2008年秋からの世界不況の影響で2008年の市場を10%ほど下回ることが予想される。

日本では2009年1月より国の助成制度が再開され、かつ都道府県や地方自治体などの助成制度が策定されている。また、2010年4月より余剰電力を48円で買い取ることも決定している。フランス、イタリア、韓国などでも助成制度が手厚く設定されているため、これらの国では2009年に大きく市場が伸びると予想される。

また、米国 First Solar 社が CdTe 太陽電池でグリッドパリティ(既存電力と等価になること)を達成したと発表。シリコン価格が低下傾向にあることから、太陽光発電市場全体の価格が低下し、普及を促進している。2010年以降は、米国の「グリーン・ニューディール政策」により太陽光発電の導入が進むと見られており、世界市場も大きく伸びることが期待される。

世界の太陽光発電導入量/生産量(年別)
世界の太陽光発電導入量/生産量(年別)
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発電コストに関しては、2010年に、薄膜シリコン太陽電池でグリッドパリティに到達すると見られている。2011〜12年には薄膜系の CIS 系太陽電池がグリッドパリティに達すると見られる。これにより、薄膜シリコン系太陽電池、CIS 系太陽電池の量産が進み、普及に拍車がかかるものと予想される。

薄膜シリコンは変換効率は結晶系に劣るが、安価であるため、主に産業用で広い面積の場所で利用が進む事が予想される。2011〜2012年頃には同じく薄膜系の CIS 系太陽電池もグリッドパリティに到達するとみられる。

CdTe 太陽電池は2009年にグリッドパリティに到達したが、有害物質を含んでいるため利用されにくく、また、製造メーカーも少ないため量産が進まないことから、2011〜2013年頃に薄膜シリコン、CIS 系太陽電池のほうが安価になると思われる。そうなると、CdTe 太陽電池のメリット失われ、市場を薄膜シリコン、CIS 系に譲ることになると予想される。

太陽電池のシェア変動予測
太陽電池のシェア変動予測
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