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2009年9月15日 10:00

検索エンジンに学ぶユーザビリティの極意

検索エンジンは、探しているサイトを見つける、という目的に特化して運営されており、シンプルな機能で高いユーザビリティを持っています。今回は、そんな検索エンジンから自社のサイトに生かせるようなユーザビリティを学んでみたいと思います。

■検索エンジンのユーザビリティ

それでは、検索エンジンにおけるユーザビリティ上のポイントをいくつかあげてみます。

・テキストリンクは、リンク先が「未訪問」か「訪問済み」かを見分けられるようになっている

Web サイトにおいてリンクは大切な役割を果たします。そのため、テキストリンクに下線が引かれているか、画像のリンクはクリックしやすい形状として提供されているかなど、リンクがリンクと認識されるような形状で提供されていることはユーザビリティ上重要です。

さらに、検索エンジンでは、リンクが未訪問か訪問済みかを見分けられるように文字色が変えられており、より使い勝手が高くなっています。

・ページの一番下に来たときの動作が考慮されている

検索エンジンでは、ページの内容を読み終わった一番下に次のページへ移るためのナビゲーションが配置されており、スムーズで自然な移動動作をとることができるようになっています。

一般的な Web サイトでは、ナビゲーションが上部のみに配置されているケースが多いため、ページを一番下までスクロールしたユーザーがサイトを離脱しやすい仕組みになっています。

その対策として、ページの下部にページの上へ戻るためのナビゲーションを設けていたり、最近では、フッタにグローバルナビゲーションをおいているサイトも増えてきています。このようにユーザーの動作を考慮したナビゲーションがとられているかどうかはユーザビリティの重要なポイントです。

・見出しと段落分け、箇条書き等によって文章の読みやすさを確保している

パソコンの画面では紙媒体に比べて文章が読みにくいため、Web サイトでは文章を読みやすくするための工夫をする必要があります。

検索エンジンの検索結果では、各サイトのタイトルは「見出し」、サイトの要約文は「本文」のような関係になっており、見出しを見て自分に必要な箇所を判断することができるようになっています。また、サイトの要約文は3〜4行程度の簡潔な抜粋でまとめられているため、パッと見て内容を理解しやすくなっています。

一般的な Web サイトでも、長い文章には適切な見出しをつけ、本文は適度に段落分けをし、かつ段落の前後には広めの行間をとることで読みやすさを確保をすることができます。

■ユーザーの経験とユーザビリティ

ユーザーは自身の経験則に沿って、Web サイトを利用します。そのため、他のサイトで一般的に行われている手法を取り入れることは、ユーザーの直感的な操作を可能にし、Web サイトの使い勝手を高めることにつながります。

現在、多くのユーザーが検索エンジン経由で Web サイトに訪問していることを考えると、検索エンジンのユーザビリティを取り入れることは、どんなサイトにも有益なものとなるはずです。

(執筆:ブルー・バンブー株式会社 代表取締役 笠井 登志男)


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