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AOL、Time Warner からの分離を完了メディア大手 Time Warner の子会社として不安定な状態が続いていた AOL は10日、正式に分社化を果たした。オンライン コンテンツ、広告、およびコミュニケーション サービスにおける牽引役として、独立した株式公開企業という形での再出発だ。
ニューヨーク証券取引所 (NYSE) の取引開始ベルが鳴り終わるのを待って、AOL の CEO (最高経営責任者) Tim Armstrong 氏はメディア取材陣との電話会見の中で、同社の展望を次のように語った。「われわれは、インターネットが向かいつつある場所にいるという意味で、いい位置につけている」 Armstrong 氏はさらに、「われわれは、インターネットの次の波が、まさしくコンテンツにあると確信している」と続けた。 AOL は、多数の従業員をレイオフし、大規模な社内再編成を断行してきたが、今なお3500人のスタッフやフリーランスのジャーナリストを擁しており、同社サイト全般にわたりコンテンツのおよそ80%を自ら制作している。 いまだ多数のオーディエンスに支えられている AOL は、その強みと、コンテンツの豊富さで広告主を魅了することに、活路を見出そうとしている。 「これほどの規模でコンテンツを制作しているインターネット企業がほかにあるとは思えない」と、Armstrong 氏は語った。 AOL の戦略は、Yahoo! の CEO を務める Carol Bartz 氏が、同じインターネットのパイオニアとして、急速に変化する Web の世界でトッププレーヤーとしての生き残りに苦闘する AOL について論じた見方と、多くの点においてよく似たものになっている。 両社とも品質の高いコンテンツに力を入れ、記事執筆者や編集者の多くを新聞社や従来型の報道企業などから争って引き抜いて、既存の分野別サイトを強化するとともに、新たなサイトを立ち上げることで、オーディエンスを増加させ、広告収入の呼び込みを狙っている。 Armstrong 氏は、ディスプレイ広告への注力などで類似性があることを認めながらも、AOL がオリジナル コンテンツを提供していく方向により積極的に進んでいる点を強調した。 関連テーマ
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