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ユーザーの意識向上するも、フィッシング被害増加インターネット ユーザーのセキュリティ意識は以前よりも向上し、警戒心も強くなっている。だが、ストレージ大手 EMC のセキュリティ部門 RSA Security の調査によれば、そうした意識の向上にもかかわらず、フィッシング詐欺の被害に遭う人の割合は、過去最高を記録したという。
RSA が20日に発表した調査『2010 Global Online Consumer Security Survey』は、4539人を対象に InfoSurv が10月に実施したものだ。同調査では、今もインターネット ユーザーを悩ませているトロイの木馬、ウイルス、高度なフィッシング詐欺に対する人々の認識と、各自のオンライン行動を調べた。 フィッシング詐欺の脅威を認識していると回答した人は、2007年に実施した同様の RSA 調査では38%だったのに対し、今回の調査では76%になった。その一方で調査対象の29%は、フィッシング被害の経験があると答えた。この割合は、2007年調査のほぼ6倍にあたる。2007年の調査で、フィッシング被害の経験があると答えた人の割合は、5%に過ぎなかった。 RSA の製品担当シニア バイスプレジデント Christopher Young 氏は、次のように述べた。「オンライン犯罪に対抗する継続的な戦いでは、消費者の教育と認識拡大が防御の最前線だ。今後も、各組織はインターネットがもたらす多くの利点について活用を続け、消費者はオンラインの生む便利さを求めていくだろう。だが、それにはリスクがつきものだ」 RSA によれば、意識が向上しているにもかかわらず被害が増加しているという今回の調査結果は、犯罪者の文章作成および Web デザインの技術が向上していることや、ソーシャル ネットワーク サイトに侵入して、個人情報にアクセスしたりマルウェアを広めたりする能力が高くなっていることを示すものだという。 関連記事
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