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【ad:tech Tokyo】今後のキーワードは「ローカル」と「トリプルスクリーン」―Google 有馬誠氏に訊く(2/2)今後の動きとしては、ローカル広告を強みにしていきたいとのこと。現在、特にモバイルにおいて、地域に関する検索が増えているという。具体的な動きとしては、店舗情報登録サービス「Google プレイス」に力を入れていく考えだ。
「Google プレイス」は、Google マップ上に事務所や店舗情報を無料で登録できるサービス。Google プレイスには、それぞれの事業主が管理する「プレイスページ」があり、住所や電話番号、地図、画像、レビュー、クーポンなどが一目で見られるように情報がまとめられている。 Google では、5回に1回は特定の場所に関する情報が検索されているそうで、Google プレイスに登録しておけば、Google で検索したときに、検索結果に自分の店舗が表示され、ピンポイントで情報を求めているユーザーにリーチできる。現在、グローバルで400万件以上の店舗情報が登録されているそうだ。 5月には、新しいサービスとして、「おみせフォト」の募集を開始している。「おみせフォト」は店内の様子や雰囲気がわかるように、Google のフォトグラファーが実際に現地に訪れ、店舗内を無料で撮影する。現在、日本、米国、オーストラリアの約30都市の事業主を対象に参加を募集しており、国内では東京、京都、大阪、神戸を中心に撮影を進めている。
● インターネットは今でも黎明期だ 2002年にヤフーを離れた後には人材紹介会社を手がけた有馬氏だが、今回、ネット業界に戻ってみて、「ネットを離れる2002年はインターネットは成熟期にあると感じていたが、今、振り返ってみれば当時は黎明期であった」と感じたという。 有馬氏は「おそらく今から10年後には、今のネットの状況を弥生時代や縄文時代のように感じるだろう」と述べ、現在もインターネットは黎明期にあり、これからもっととんでもない進化、変革がおきると予測する。 有馬氏によると、大都市圏以外の地方におけるデジタルマーケティング市場はまだまだ未開拓であり、広告一つとっても半分程度の企業は AdWords を知らないという。それどころか、Eコマースで収益を増加できることも多くが認識していないというのだ。「地方の活性化」は有馬氏の示す一つのキーワードだ。 もう一つのキーワードとして有馬氏は「トリプルスクリーン」を挙げる。マーケターの間で最近トレンドとなっている言葉だが、3つの画面(テレビ、PC、モバイル)を連動した広告を作りたいというのが有馬氏のビジョンだ。 たとえばテレビ CM とモバイル検索を連動させた広告モデル、テレビコンテンツのインターネットへの流通による新たなビジネスモデルの創出など、トリプルスクリーンの連携を活用したビジネスモデルはこれからのデジタルマーケティングの課題であり、未開拓の大きなチャンスでもある。 Google がもたらす新しい「ユーザーの喜び」と、そこから生まれる新しいビジネスモデル。どのような革新をデジタルマーケティングにもたらすのか、注目したい。
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