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2010年8月6日 17:00
日本企業の海外向け Web サイト、ユーザビリティに課題――世界主要都市での表示速度調査多言語 SEM コンサルティング会社のアウンコンサルティングと、コンテンツデリバリサービスのシーディーネットワークス・ジャパン(CDNJ)は2010年8月4日、「日系企業の海外ユーザ向け Web サイト 世界主要都市における表示速度調査」結果を発表した。
海外市場の販路を拡充する手段のひとつとして Web は有効のようだが、日本からの距離や通信事情により、海外ユーザーの Web サイト表示時間に遅延が発生、そのため離脱率が高く、Web マーケティング効果が著しく低下するなどの問題が発生している、という。 グローバル Web サイトは、 Web ページの多言語化だけでは不完全であり、距離が離れていてもコンテンツが多くても、ユーザーがストレスなく閲覧できることが Web サイトのパフォーマンスを向上する要素のひとつだ。 今回の調査対象は、中国インバウンド企業、上海万博出展企業、グローバル企業の Web サイトで、調査企業数は70社。調査期間は年7月14日午前0時から7月20日午前9時まで。Web パフォーマンス計測会社のツールを用いて計測した。 調査の結果、海外進出している日系企業 Web サイトのグローバル(英語)化率は100%だが、世界の主要拠点からの表示時間には差異があった。 各社グローバル Web サイトのトップページの、世界主要都市からの表示に要する時間を計測したところ、平均表示速度において、上海で25.524秒、北京で12.187秒、ロンドンで11.535 秒、フランクフルトで11.058 秒と、欧州および中国での表示に10秒以上要する結果となった。 さらに中文 Web サイトの運営状況を調べた結果、業界にばらつきはあるものの、中文への対応率が70%と高く、ホテル、レジャー、自動車、家電、日用品の業界では100%の保有率となった。 一方、量販店、ファッション業界では、中文 Web サイトはあまり用意されていなかった。 中国での製品販売や来日中国人向けの業種では、インターネット対応対策の意識が高いことを裏付けた結果となっている。 しかしその一方で、中文 Web サイトの計測結果では、トップページの表示に平均10秒〜20秒程度の表示時間を要している。 また日本からのアクセスにも時間を要する結果となり、在日中国人ユーザーを含め、ユーザーエクスペリエンスの向上には対策が求められる結果となった。 オリジンサーバーを中国内に設置している Web サイトの表示速度についても、北部地域と南部地域では表示速度に差が出る結果となった。 コンテンツアクセラレーション技術の利用による Web サイト配信の効率化という意識はまだ低いようだ。 関連テーマ
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