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2010年11月24日 10:00

ウェブ解析を成功させる3つのポイント

●ウェブ解析が必要とされる二つの理由
昨今ウェブ解析周りが非常に盛り上がっています。理由は主に2つあります。ひとつは、インターネット広告がポピュラーにはなったが、集客をするだけでは商売を繁盛させるのが難しいという考えが広まったこと、もうひとつはグーグルアナリティクスをはじめとする無料の高機能アクセス解析ツールが普及したことです。

●ウェブ解析は結局何をすればいいのか
ウェブ解析ツールを導入したはいいが、『何をしたらいいか分からない』『ページビューなどの数値だけを見て満足してしまっている』という方も多いのではないでしょうか。多くのウェブ担当者がこのような状況です。何をすればいいのか、具体的に見ていきましょう。

●ウェブ解析の成功の法則=現状分析→仮説設定→改善
ウェブ解析の成功法則は、ずばり【現状分析→仮説設定→改善】の3つを PDCA で回していくことに他なりません。

1.現状分析(what)
ページビュー、訪問数、訪問者数、ページ遷移、参照元、直帰率、離脱率、ページ滞在時間等の数値を把握します。ここがウェブ解析のスタート地点になります。細かい数値を見るのではなく、全体のトレンドをつかむようにしてください。

(1)比較してみる
データをまずは単純に前日前月前期などの単位で期間比較をしてみます。データは、一点だけを見ても、そのデータが多いのか少ないのか、伸びたのか縮んだのかを把握することは出来ません。データは比較して初めて価値が出てきます。

(2)変化率を見る
続いて、変化率を見ます。数週間以上運営しているサイトであれば、PV の変化率を見てみましょう。その際、折れ線グラフでドキュメントを作成すると、直感的に数値の変化を把握できるのでおすすめです。変化率を見るには単位を変えることも有効です。日別だとギザギザな動きが週別、月別にすると大局がつかめる、季節変動が分かるメリットもあります。

担当者レベルでは、これらの推移は必ずウォッチします。そして変化があれば、その原因と法則を探っていきます。原因と法則を探るときは、数値が良い時、悪いときの両方で原因を探ることがウェブ解析のポイントになります。

サイト運営をしているとどうしても悪いときの数値に目が行きがちですが、PV などの指標が良かった時に何が原因で数値が良かったのかを探ることで PDCA を繰り返すことがウェブ解析の最大の利点です。

(3)データをグルーピングする
データをグループ化するのも分析には必要な要素です。これは色々やり方があるのですが、リファラーでユーザーをグループ化して、どこからの流入がコンバージョンにいたる確率が高いかを分析します。

2.仮説設定
ウェブ解析の数値を元に仮説を立てます。数値を元に仮説設定をすることがアクセス解析ではもっとも重要です。例えば、ページビューを日別、時間帯別に並べることでユーザーが学生なのか、社会人なのか、主婦なのか、どのような目的で商品を探しているのか、などが仮説として設定できます。また、コンバージョン率が高いが、流入数が少なければ、広告なり SEO なりで流入数を増やせばコンバージョン数が増加する確立も高くなる、という仮説を立てることができます。

3.改善
仮説を設定した上で、コンテンツプランニングやプロモーションプランニングをおこないます。月末にページビューが増えるのであれば、その時期に合わせたメルマガの発行やリスティング広告の配信をすることで、さらにコンバージョン数を獲得することに繋がるかもしれません。

●まとめ:ウェブ解析を成功させる3つのポイント
アクセス解析は一見なんでも分かりそうな気になってしまいますが、あくまで過去の数値です。数値をウォッチして終わりにするのではなく、仮説を立てて実行に移すことでサイト改善、売上アップにつなげていくことが可能です。今後もウェブ解析の重要性は増していくことでしょう。

(執筆:石塚 拓郎)


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