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“生活に身近なアンケートが、明日役立つコンテンツになる”−−アンケートサービス「Shufoo!くらしリサーチ」の特長とは
凸版印刷は2011年2月1日、同社が運営する国内最大級の電子チラシサイト「Shufoo!(シュフー)」の会員向けに、アンケートに答えると買い物などに使えるポイントが貯まる新サービス「Shufoo!くらしリサーチ」を開始した。他のアンケートサービスとは一線を画す、そのサービスの特長について、凸版印刷株式会社 トッパンアイデアセンター マーケティング本部 消費・流通開発部の小島 静江氏と塩谷 公規氏にお話をお伺いした。
●インターネット黎明期から"紙の電子化"に取り組んできた「Shufoo!」
まず、今回サービスを開始した「Shufoo!くらしリサーチ」の"母体"とも言える電子チラシサービス「Shufoo!」についてお話を伺った。「Shufoo!」はインターネット黎明期ともいえる2001年にパソコンのブラウザで簡単にスーパーなどの小売店が発行する電子チラシが閲覧できるサービスとしてスタートした。「流通系企業(スーパーや小売店)との強いパイプをもつ凸版印刷ならではのサービスだと考えている」と塩谷氏は話す。
つまり「Shufoo!」は、電子書籍が語られる遥か前から「紙メディア(チラシ)の電子化」に取り組んできたのだ。現在はパソコンだけでなく、多様化する電子デバイスにも対応。デジタルテレビ、携帯電話、そしてスマートフォンやタブレット端末でも閲覧することができ、生活者に情報を提供している。チラシを公開する加盟店は大型チェーン店から地元に根ざす小売店まで400社5万店舗以上。スーパーなどを中心に毎週あるいは週に複数回新しいチラシを公開している。現在の利用者数はおよそ150万人となっており、その約7割は女性だ。
そのような背景をもつ「Shufoo!くらしリサーチ」は、「Shufoo!」の会員が「Shufoo!」サイト上で無料のモニター登録をし、「とくとくモニター」となり、「Shufoo!くらしリサーチ」サイト内でアンケートに回答するものだ。全国47都道府県別の生活者の食や歳時に関する情報を様々な角度で集めることでエリア傾向を把握し、同社のビジネスやサービスの企画に活かすとともに、「Shufoo!」を利用する会員に新しいメリットを提供することで、同社と生活者の関係を強くすることを目的として開始されたアンケートサービスだ。「特に、生活者の声を凸版印刷の強みである流通業界向けのソリューションの開発に活用することで、生活者の暮らしを豊かにできれば」と塩谷氏は語る。
● 生活者、特に女性に人気のショップで使えるポイントサービスを展開
「Shufoo!くらしリサーチ」はネット上でアンケートに答えると買い物などに使えるポイントがもらえるという点では、他のアンケートサービスと大きな違いはない。しかし、その詳しい内容は他のサービスとの明確な差別化をはかり、生活者にとって「アンケートに答えてポイントをもらう」ということ以上の価値を提供することを目指している。その特長をいくつか伺った。
ひとつめは、「ポイントの使い道」だ。アンケートに答えると付与されるポイントは、500ポイント以上貯めるとお買いものに使えるギフトカードにチャージできる。現在提携しているギフトカードは「無印良品」「PLAZA」「カエトクカード(阪急百貨店、阪神百貨店、高島屋)」の3種類。「女性に人気の店舗やくらしリサーチならではのラインナップを目指している」と小島氏は語る。また、これらのカードは全国で店舗展開していたり、ネットショップでの利用が可能なギフトカードで、全国のモニターの方が利用できるのも特徴だ。「近くに提携しているギフトカードを使える店舗がない方にもネットモニターになってもらいたい」(塩谷氏)という考えが込められている。提携する店舗は今後も増やす予定だ。
● アンケート回答履歴を"日記"代わりに活用できる「食卓アンケート」
ふたつめの特長は、「Shufoo!くらしリサーチ」が、くらしアンケート(「とくとくモニター」なら誰でも参加可能)と食卓アンケート(トッパンが別途規定する回答資格を持つ「とくとくモニター」のみ参加可能)の二種類のアンケートで構成されていることだ。
まず、「食卓アンケート」は、モニターが日々の食事のメニュー、調理方法や使った食材、メニューを決めた理由などを日記やメモ感覚で記録しておくと、過去のメニュー履歴を保存・見直すことができ、主婦が今晩の献立を考える際には役に立つというものだ。これもひとつのアンケート調査なのだが、アンケートシートに回答するのではない親しみやすいインターフェイスにすることで、調査に回答するという堅苦しさを忘れて、生活ツール感覚で使うことができる。「『ただ答えてポイントをもらう』という価値以上のものを提供したかった」と塩谷氏が話すように、生活者、特に女性にとって便利な機能を提供している。
● アンケートに答えることで生まれる"気づき"が生活に役立つ
次に、「くらしアンケート」は、「生活者に身近な話題を聞く」というものだ。アンケートサービスというと、関心のあるテーマから全く関心のないテーマまで千差万別のアンケートが送られてきて、なかなか積極的に協力できないという一面も持っているが、「Shufoo!くらしリサーチ」では"日々の暮らしに関するテーマを聞く"ということに特化していく予定だという。
"暮らしに関するテーマ"といえば、入学・卒業、新生活、ゴールデンウィークなどの季節性の高い話題や、結婚、出産といった人生の節目になるイベント、もっと身近な衣・食・住に関する話題やお買いもの事情に関するものまで、とにかく生活者に密接に関わるテーマをアンケートでは聞いていきたいとしている。
このテーマ設定は、すでに参加しているモニターからも好評のようで、塩谷氏によると「『新しい言葉や流行はアンケートで聞かれるまで知らなかった。勉強になった。』という声を多く頂く」という。アンケートで尋ねられることによって様々なことに気が付き、あるいは知識や情報を得られるという意味で、モニターは「くらしリサーチ」からのアンケートを「コンテンツ」として捉えているのだ。「知らなかった情報を教えてくれて、ありがとう」という感謝の声も多く寄せられているという。
また小島氏によると「私の住んでいる地域ならではのアンケートもしてほしい」という要望も集まっているそうで、今後は全国的なテーマのアンケートだけでなく、地域ならではの暮らしの実態や流行を聞くアンケートも積極的に展開していきたいとしている。
● 「ポイント」だけではない価値の提供が生活者にとって大きな意味をもつ
このように様々な特長をもつ「Shufoo!くらしリサーチ」のモニターの意見で最も多いのは、「ポイント以外のメリットが嬉しい」という声だと塩谷氏は話す。それは「食卓アンケート」という機能にしても、「アンケートが"コンテンツ"になる」という特長にしても、それが生活者の日々の暮らしに直結するものだからだ。そのような価値が得られることが、モニターが楽しく積極的にアンケートに参加できる強いモチベーションとなるのだ。
塩谷氏は、この「Shufoo!くらしリサーチ」の今後の方向性について、「アンケート調査」という本来の目的を中心に据えつつも、そこから様々な生活の知恵や知識・情報が得られる「コンテンツ」としての側面、生活者の声を共有することで暮らしに役立つ新たな発見が得られる「コミュニケーション空間」という側面、そして「Shufoo!」をはじめとする様々な生活者向けのサービスと連携した価値の追求、この3点を中心に機能やサービスを拡充していきたいと語った。
現在、アンケートの集計結果は積極的に公表していないというが、今後はアンケートで集まった生活者の声やデータをモニターで共有し、生活に役立ててもらうという展開も予定しているという。そうすれば、「Shufoo!くらしリサーチ」はもはや「アンケートサービス」という形をした「生活に役立つ情報データベース」となるに違いない。
小島氏は最後に、「『Shufoo!くらしリサーチ』はアンケートを"ただこなしていく"場所ではなく、暮らしに役立つ知識や情報が手に入る空間をめざしている。日常生活に上手に活用してほしい。」と語った。
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| 凸版印刷株式会社 トッパンアイデアセンター マーケティング本部 消費・流通開発部 小島静江氏・塩谷公規氏 |
●インターネット黎明期から"紙の電子化"に取り組んできた「Shufoo!」
まず、今回サービスを開始した「Shufoo!くらしリサーチ」の"母体"とも言える電子チラシサービス「Shufoo!」についてお話を伺った。「Shufoo!」はインターネット黎明期ともいえる2001年にパソコンのブラウザで簡単にスーパーなどの小売店が発行する電子チラシが閲覧できるサービスとしてスタートした。「流通系企業(スーパーや小売店)との強いパイプをもつ凸版印刷ならではのサービスだと考えている」と塩谷氏は話す。
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| 日本最大級のチラシポータルサービス「Shufoo!」 |
つまり「Shufoo!」は、電子書籍が語られる遥か前から「紙メディア(チラシ)の電子化」に取り組んできたのだ。現在はパソコンだけでなく、多様化する電子デバイスにも対応。デジタルテレビ、携帯電話、そしてスマートフォンやタブレット端末でも閲覧することができ、生活者に情報を提供している。チラシを公開する加盟店は大型チェーン店から地元に根ざす小売店まで400社5万店舗以上。スーパーなどを中心に毎週あるいは週に複数回新しいチラシを公開している。現在の利用者数はおよそ150万人となっており、その約7割は女性だ。
そのような背景をもつ「Shufoo!くらしリサーチ」は、「Shufoo!」の会員が「Shufoo!」サイト上で無料のモニター登録をし、「とくとくモニター」となり、「Shufoo!くらしリサーチ」サイト内でアンケートに回答するものだ。全国47都道府県別の生活者の食や歳時に関する情報を様々な角度で集めることでエリア傾向を把握し、同社のビジネスやサービスの企画に活かすとともに、「Shufoo!」を利用する会員に新しいメリットを提供することで、同社と生活者の関係を強くすることを目的として開始されたアンケートサービスだ。「特に、生活者の声を凸版印刷の強みである流通業界向けのソリューションの開発に活用することで、生活者の暮らしを豊かにできれば」と塩谷氏は語る。
● 生活者、特に女性に人気のショップで使えるポイントサービスを展開
「Shufoo!くらしリサーチ」はネット上でアンケートに答えると買い物などに使えるポイントがもらえるという点では、他のアンケートサービスと大きな違いはない。しかし、その詳しい内容は他のサービスとの明確な差別化をはかり、生活者にとって「アンケートに答えてポイントをもらう」ということ以上の価値を提供することを目指している。その特長をいくつか伺った。
ひとつめは、「ポイントの使い道」だ。アンケートに答えると付与されるポイントは、500ポイント以上貯めるとお買いものに使えるギフトカードにチャージできる。現在提携しているギフトカードは「無印良品」「PLAZA」「カエトクカード(阪急百貨店、阪神百貨店、高島屋)」の3種類。「女性に人気の店舗やくらしリサーチならではのラインナップを目指している」と小島氏は語る。また、これらのカードは全国で店舗展開していたり、ネットショップでの利用が可能なギフトカードで、全国のモニターの方が利用できるのも特徴だ。「近くに提携しているギフトカードを使える店舗がない方にもネットモニターになってもらいたい」(塩谷氏)という考えが込められている。提携する店舗は今後も増やす予定だ。
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| 「Shufoo!くらしリサーチ」のサービスの仕組み |
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| 貯めたポイントは3つのギフトカードにチャージできる |
● アンケート回答履歴を"日記"代わりに活用できる「食卓アンケート」
ふたつめの特長は、「Shufoo!くらしリサーチ」が、くらしアンケート(「とくとくモニター」なら誰でも参加可能)と食卓アンケート(トッパンが別途規定する回答資格を持つ「とくとくモニター」のみ参加可能)の二種類のアンケートで構成されていることだ。
まず、「食卓アンケート」は、モニターが日々の食事のメニュー、調理方法や使った食材、メニューを決めた理由などを日記やメモ感覚で記録しておくと、過去のメニュー履歴を保存・見直すことができ、主婦が今晩の献立を考える際には役に立つというものだ。これもひとつのアンケート調査なのだが、アンケートシートに回答するのではない親しみやすいインターフェイスにすることで、調査に回答するという堅苦しさを忘れて、生活ツール感覚で使うことができる。「『ただ答えてポイントをもらう』という価値以上のものを提供したかった」と塩谷氏が話すように、生活者、特に女性にとって便利な機能を提供している。
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| 「食卓アンケート」はカレンダー形式で、過去の回答も閲覧できる |
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| 「食卓アンケート」の入力画面 |
● アンケートに答えることで生まれる"気づき"が生活に役立つ
次に、「くらしアンケート」は、「生活者に身近な話題を聞く」というものだ。アンケートサービスというと、関心のあるテーマから全く関心のないテーマまで千差万別のアンケートが送られてきて、なかなか積極的に協力できないという一面も持っているが、「Shufoo!くらしリサーチ」では"日々の暮らしに関するテーマを聞く"ということに特化していく予定だという。
"暮らしに関するテーマ"といえば、入学・卒業、新生活、ゴールデンウィークなどの季節性の高い話題や、結婚、出産といった人生の節目になるイベント、もっと身近な衣・食・住に関する話題やお買いもの事情に関するものまで、とにかく生活者に密接に関わるテーマをアンケートでは聞いていきたいとしている。
このテーマ設定は、すでに参加しているモニターからも好評のようで、塩谷氏によると「『新しい言葉や流行はアンケートで聞かれるまで知らなかった。勉強になった。』という声を多く頂く」という。アンケートで尋ねられることによって様々なことに気が付き、あるいは知識や情報を得られるという意味で、モニターは「くらしリサーチ」からのアンケートを「コンテンツ」として捉えているのだ。「知らなかった情報を教えてくれて、ありがとう」という感謝の声も多く寄せられているという。
また小島氏によると「私の住んでいる地域ならではのアンケートもしてほしい」という要望も集まっているそうで、今後は全国的なテーマのアンケートだけでなく、地域ならではの暮らしの実態や流行を聞くアンケートも積極的に展開していきたいとしている。
● 「ポイント」だけではない価値の提供が生活者にとって大きな意味をもつ
このように様々な特長をもつ「Shufoo!くらしリサーチ」のモニターの意見で最も多いのは、「ポイント以外のメリットが嬉しい」という声だと塩谷氏は話す。それは「食卓アンケート」という機能にしても、「アンケートが"コンテンツ"になる」という特長にしても、それが生活者の日々の暮らしに直結するものだからだ。そのような価値が得られることが、モニターが楽しく積極的にアンケートに参加できる強いモチベーションとなるのだ。
塩谷氏は、この「Shufoo!くらしリサーチ」の今後の方向性について、「アンケート調査」という本来の目的を中心に据えつつも、そこから様々な生活の知恵や知識・情報が得られる「コンテンツ」としての側面、生活者の声を共有することで暮らしに役立つ新たな発見が得られる「コミュニケーション空間」という側面、そして「Shufoo!」をはじめとする様々な生活者向けのサービスと連携した価値の追求、この3点を中心に機能やサービスを拡充していきたいと語った。
現在、アンケートの集計結果は積極的に公表していないというが、今後はアンケートで集まった生活者の声やデータをモニターで共有し、生活に役立ててもらうという展開も予定しているという。そうすれば、「Shufoo!くらしリサーチ」はもはや「アンケートサービス」という形をした「生活に役立つ情報データベース」となるに違いない。
小島氏は最後に、「『Shufoo!くらしリサーチ』はアンケートを"ただこなしていく"場所ではなく、暮らしに役立つ知識や情報が手に入る空間をめざしている。日常生活に上手に活用してほしい。」と語った。
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