Marketing
マーケティング
ロンドン五輪代表選手をサポートする「3つのアミノ酸」、その働きとは
今夏といえば、ロンドンオリンピック。高まるスポーツ熱を前に、ロンドンオリンピックの日本代表選手団をサポートしている味の素に話を聞いた。
同社は、選手の競技力向上や身体コンディショニング強化を図るスポーツ栄養科学研究を進めており、その成果を元に日本オリンピック委員会(JOC)と共同で、日本代表選手団の強化支援活動「ビクトリープロジェクト」を立ち上げ、食と栄養の面から様々なサポートを行なっている。
JOC 科学サポート部門長で三重大学教育学部教授の杉田正明氏は、世界的にみてアスリートのトレーニングが高強度化、高ボリューム化している現状を指摘した上で、そこからの疲労回復と、そのための質の良い睡眠、免疫力維持が重要と言う。そのための取り組みやそれをサポートする食品・飲料の研究開発が課題だと提起している。また、味の素とJOCが「味の素ナショナルトレーニングセンター」を利用しているアスリート110名に行なった調査でも、コンディショニングの課題として「筋肉を良い状態に保つこと」「早めに疲れを取ること」などが上位に挙がっており、選手も疲労蓄積の軽減や早期の疲労回復を課題に挙げている。
杉田氏は、このような課題解決をサポートし、選手の競技力を向上させる成分としてアミノ酸を紹介。アスリートもアミノ酸には注目しており、前述の調査でも76.9%が体調管理や競技のパフォーマンス向上のためにアミノ酸が重要と回答しているほか、そのうちの67.3%は実際に疲労回復やコンディショニングを目的としてアミノ酸を摂取していると回答している。
味の素株式会社イノベーション研究所フロンティア研究所 所長の尾道一哉氏は、3種類のアミノ酸を取り上げその働きを説明してくれた。
尾道氏はまず、高い筋タンパク合成機能を持つロイシンを含む必須アミノ酸9種類を配合した「ロイシン高配合必須アミノ酸」について、国内外の実証実験の結果を紹介。「ロイシン高配合必須アミノ酸」を摂取しなかった人に比べ、摂取した人は筋タンパクの合成速度が増加したほか、筋肉痛の軽減、継続的な運動による筋力、筋肉量の増加など変化が見られたとのことで、筋肉疲労からの回復や筋力を強化する働きがあることを明らかにした。
また、体内で作られる非必須アミノ酸ながら、エビやホタテなどの魚介類に主に含まれている「グリシン」は、睡眠の質を改善する働きがあることを紹介。臨床調査によると、「グリシン」を摂取した人は、摂取していない人と比較して寝つきの後に深い睡眠が早く現れ、その後の睡眠が安定するという。また、就寝前に「グリシン」を摂取した人は、起床時の疲労感が軽減し、日中のパフォーマンスが向上したという結果も出ているそうだ。
3つめに尾道氏が紹介した、肉類に多く含まれるアミノ酸「シスチン」とお茶の葉などに多く含まれるアミノ酸「テアニン」を組み合わせると、強度の運動負荷による筋肉の炎症を調整し免疫機能の低下や筋肉の損傷を抑制する働きや、免疫機能の強化により風邪の発症率を抑制する働きなどを、臨床データなどを用いて紹介した。
尾道氏は、「ロイシン高配合必須アミノ酸」による疲労回復、「グリシン」による睡眠の質の改善、「シスチン・テアニン」による免疫力強化という3つのアミノ酸がもつそれぞれの効果によって、トップアスリートのコンディショニングや競技力の向上だけでなく、一般のスポーツ愛好家や生活者にとっても役に立つ存在となるとまとめた。ちなみに、この3種類のアミノ酸は、実際にロンドンオリンピック日本代表選手団にも提供されているという。
なお、味の素では、様々な種類が存在するアミノ酸の働きについて解説した「アミノ酸大百科」を同社のウェブサイト内で公開している。
同社は、選手の競技力向上や身体コンディショニング強化を図るスポーツ栄養科学研究を進めており、その成果を元に日本オリンピック委員会(JOC)と共同で、日本代表選手団の強化支援活動「ビクトリープロジェクト」を立ち上げ、食と栄養の面から様々なサポートを行なっている。
JOC 科学サポート部門長で三重大学教育学部教授の杉田正明氏は、世界的にみてアスリートのトレーニングが高強度化、高ボリューム化している現状を指摘した上で、そこからの疲労回復と、そのための質の良い睡眠、免疫力維持が重要と言う。そのための取り組みやそれをサポートする食品・飲料の研究開発が課題だと提起している。また、味の素とJOCが「味の素ナショナルトレーニングセンター」を利用しているアスリート110名に行なった調査でも、コンディショニングの課題として「筋肉を良い状態に保つこと」「早めに疲れを取ること」などが上位に挙がっており、選手も疲労蓄積の軽減や早期の疲労回復を課題に挙げている。
![]() |
| アスリートの「疲労」に関するアンケート結果 |
杉田氏は、このような課題解決をサポートし、選手の競技力を向上させる成分としてアミノ酸を紹介。アスリートもアミノ酸には注目しており、前述の調査でも76.9%が体調管理や競技のパフォーマンス向上のためにアミノ酸が重要と回答しているほか、そのうちの67.3%は実際に疲労回復やコンディショニングを目的としてアミノ酸を摂取していると回答している。
![]() |
| アスリートのアミノ酸に対する意識と使用実態 |
味の素株式会社イノベーション研究所フロンティア研究所 所長の尾道一哉氏は、3種類のアミノ酸を取り上げその働きを説明してくれた。
尾道氏はまず、高い筋タンパク合成機能を持つロイシンを含む必須アミノ酸9種類を配合した「ロイシン高配合必須アミノ酸」について、国内外の実証実験の結果を紹介。「ロイシン高配合必須アミノ酸」を摂取しなかった人に比べ、摂取した人は筋タンパクの合成速度が増加したほか、筋肉痛の軽減、継続的な運動による筋力、筋肉量の増加など変化が見られたとのことで、筋肉疲労からの回復や筋力を強化する働きがあることを明らかにした。
![]() |
| 「ロイシン高配合必須アミノ酸」投与による運動後の筋肉痛改善効果 |
また、体内で作られる非必須アミノ酸ながら、エビやホタテなどの魚介類に主に含まれている「グリシン」は、睡眠の質を改善する働きがあることを紹介。臨床調査によると、「グリシン」を摂取した人は、摂取していない人と比較して寝つきの後に深い睡眠が早く現れ、その後の睡眠が安定するという。また、就寝前に「グリシン」を摂取した人は、起床時の疲労感が軽減し、日中のパフォーマンスが向上したという結果も出ているそうだ。
![]() |
| 「グリシン」の摂取による睡眠への影響 |
3つめに尾道氏が紹介した、肉類に多く含まれるアミノ酸「シスチン」とお茶の葉などに多く含まれるアミノ酸「テアニン」を組み合わせると、強度の運動負荷による筋肉の炎症を調整し免疫機能の低下や筋肉の損傷を抑制する働きや、免疫機能の強化により風邪の発症率を抑制する働きなどを、臨床データなどを用いて紹介した。
![]() |
| 「シスチン・テアニン」の摂取による風邪羅患数の変化 |
尾道氏は、「ロイシン高配合必須アミノ酸」による疲労回復、「グリシン」による睡眠の質の改善、「シスチン・テアニン」による免疫力強化という3つのアミノ酸がもつそれぞれの効果によって、トップアスリートのコンディショニングや競技力の向上だけでなく、一般のスポーツ愛好家や生活者にとっても役に立つ存在となるとまとめた。ちなみに、この3種類のアミノ酸は、実際にロンドンオリンピック日本代表選手団にも提供されているという。
なお、味の素では、様々な種類が存在するアミノ酸の働きについて解説した「アミノ酸大百科」を同社のウェブサイト内で公開している。
関連キーワード:
オリンピック
New Topics
Special Ad
| “超高速無線 LAN 時代”の幕開け--新規格 11ac(Draft)に対応したバッファロー最新ルーターの潜在能力を試す | |
![]() |
バッファローは次世代無線 LAN 規格 IEEE802.11ac(Draft)通信速度最大 1,300Mbps 対応無線 LAN ルーター「WZR-1750DHP」を3月下旬に販売開始。今回、同機器を入手できたので、使用感や便利な機能についてレポートしたい。⇒詳細記事へ |
Hot Topics
IT Job
今週のIT求人情報
Interviews / Specials
Follow japan.internet.com
Popular
Access Ranking
Partner Sites















