Marketing
マーケティング
位置情報 x ポイントで加速する O2O 型ビジネス
スマートフォンの普及が止まらない。20代女性の半数以上がスマートフォン保有、男性20代においても48%の人がスマートフォンを所有している。そしてスマートフォンの普及とともに注目されるのが O2O モデルだ。簡単に言えば、オンラインでのサービスを用いてオフライン(リアル店舗)への誘導をおこなったり、活性化させていくためのマーケティング施策である。
●チェックイン × ポイントによる O2O
スマポ(http://smapo.jp/)はお店に行くだけでポイントが貯まるアプリだ。仕組みはこうだ。スマポへの参加店舗を検索し、実際にお店に向かう。お店に入ると自動的に来店が検知されポイントが貯まり、ポイントは参加企業の商品券等に交換できる。foursquare などのロケーション系アプリとは異なり、チェックインに GPS を用いていない。GPS では精度が悪かったり、建物内ではうまく機能しなかったりするからだ。スマポでは、店舗に独自のデバイスを置いてもらい、そこから出る音波を検知することでチェックインが出来る仕組みになっている。参加店舗もマルイ、ビッグカメラ、大丸などそうそうたる企業が並んでいる。海外の同様のビジネスモデルとしては、Shopkick(http://www.shopkick.com/)が有名だ。
また、スマポはつい先日、伊藤忠テクノロジーベンチャーズから1.5億円資金調達したことを発表している。
●チェックイン × ポイント × ポイント交換によるハイブリッド
ポイント系のアプリでは、ボヤージュグループのポイントライフ(http://pointlife.jp/)も注目だ。仕組みはこうだ。アプリをダウンロードし、アンケートに答えたり、近所のコンビニやスーパーにチェックインをすることでコイン(ポイント)を獲得することができる。また、広告を見たり、会員登録をすることでもコインを獲得することができる。チェックインだけではなく、その他のアクションでもポイントを獲得できる点はスマポと異なる。ボヤージュグループの強みは、PC でのポイントサイト運用のノウハウだろう。また、同グループではポイント交換サイトの PEX(http://pex.jp/)があり、電子マネーや現金に交換することができる。ボヤージュグループは、ユーザーのアクティビティを高める施策に長けている点、またグループ企業内でポイント発行からポイント交換までを完結できる点は、他のスタートアップベンチャーにはない大きなアドバンテージだ。今後さらに勢いを増す可能性を秘めている。
●技術的な課題を解決するテクノロジーベンチャー
位置情報の正確な把握は位置情報サービス普及の鍵になるだろう。先日、ソフトバンクモバイルが米スカイフック社と提携を発表した。スカイフックは位置情報検出技術の開発ベンチャーだ。スカイフック社は「Skyhook Location」を提供している。同社が提供する技術は、無線 LAN と GPS、携帯電話の基地局の情報を組み合わせて位置情報を検出することができる。
国内の位置情報系テクノロジーベンチャーでは、クウジット(http://www.koozyt.com/)が有名だ。クウジットでは、Wi-Fi 機器を使って簡単に現在位置を推定し、 周辺の関連情報を提供しやすくするサービス「PlaceEngine」を提供している。Wi-Fi を装備している機器であれば、GPS を搭載していなくても簡単に現在の位置を取得することができ、アクセスポイントからの電測情報を用いるので、屋内や地下街のように、GPS が機能しない場所でも位置を求めることが可能だ。クウジットはソニーコンピュータサイエンス研究所(ソニー CSL)で PlaceEngine プロジェクトを推進してきた3名による創業された企業だ。
●今後の課題と可能性
今後の課題としては、チェックインという非常にセンシティブな情報を公開すること、また、スマートフォンの電池消費に関する問題も大きい。位置情報サービスの拡大と共に周辺技術を提供するテクノロジーベンチャーや広告会社も注目されていくはずだ。位置情報を用いたサービスではワンダーシェイクや米 Placecast 社 など今後の活躍が期待できるアプリが多い。市場は今後も拡大していくだろう。
【執筆】石塚 拓郎
●チェックイン × ポイントによる O2O
スマポ(http://smapo.jp/)はお店に行くだけでポイントが貯まるアプリだ。仕組みはこうだ。スマポへの参加店舗を検索し、実際にお店に向かう。お店に入ると自動的に来店が検知されポイントが貯まり、ポイントは参加企業の商品券等に交換できる。foursquare などのロケーション系アプリとは異なり、チェックインに GPS を用いていない。GPS では精度が悪かったり、建物内ではうまく機能しなかったりするからだ。スマポでは、店舗に独自のデバイスを置いてもらい、そこから出る音波を検知することでチェックインが出来る仕組みになっている。参加店舗もマルイ、ビッグカメラ、大丸などそうそうたる企業が並んでいる。海外の同様のビジネスモデルとしては、Shopkick(http://www.shopkick.com/)が有名だ。
また、スマポはつい先日、伊藤忠テクノロジーベンチャーズから1.5億円資金調達したことを発表している。
●チェックイン × ポイント × ポイント交換によるハイブリッド
ポイント系のアプリでは、ボヤージュグループのポイントライフ(http://pointlife.jp/)も注目だ。仕組みはこうだ。アプリをダウンロードし、アンケートに答えたり、近所のコンビニやスーパーにチェックインをすることでコイン(ポイント)を獲得することができる。また、広告を見たり、会員登録をすることでもコインを獲得することができる。チェックインだけではなく、その他のアクションでもポイントを獲得できる点はスマポと異なる。ボヤージュグループの強みは、PC でのポイントサイト運用のノウハウだろう。また、同グループではポイント交換サイトの PEX(http://pex.jp/)があり、電子マネーや現金に交換することができる。ボヤージュグループは、ユーザーのアクティビティを高める施策に長けている点、またグループ企業内でポイント発行からポイント交換までを完結できる点は、他のスタートアップベンチャーにはない大きなアドバンテージだ。今後さらに勢いを増す可能性を秘めている。
●技術的な課題を解決するテクノロジーベンチャー
位置情報の正確な把握は位置情報サービス普及の鍵になるだろう。先日、ソフトバンクモバイルが米スカイフック社と提携を発表した。スカイフックは位置情報検出技術の開発ベンチャーだ。スカイフック社は「Skyhook Location」を提供している。同社が提供する技術は、無線 LAN と GPS、携帯電話の基地局の情報を組み合わせて位置情報を検出することができる。
国内の位置情報系テクノロジーベンチャーでは、クウジット(http://www.koozyt.com/)が有名だ。クウジットでは、Wi-Fi 機器を使って簡単に現在位置を推定し、 周辺の関連情報を提供しやすくするサービス「PlaceEngine」を提供している。Wi-Fi を装備している機器であれば、GPS を搭載していなくても簡単に現在の位置を取得することができ、アクセスポイントからの電測情報を用いるので、屋内や地下街のように、GPS が機能しない場所でも位置を求めることが可能だ。クウジットはソニーコンピュータサイエンス研究所(ソニー CSL)で PlaceEngine プロジェクトを推進してきた3名による創業された企業だ。
●今後の課題と可能性
今後の課題としては、チェックインという非常にセンシティブな情報を公開すること、また、スマートフォンの電池消費に関する問題も大きい。位置情報サービスの拡大と共に周辺技術を提供するテクノロジーベンチャーや広告会社も注目されていくはずだ。位置情報を用いたサービスではワンダーシェイクや米 Placecast 社 など今後の活躍が期待できるアプリが多い。市場は今後も拡大していくだろう。
【執筆】石塚 拓郎
記事提供:JWDA 次世代コミュニケーション研究会
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