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紫外線対策のキーワード「肌コラーゲンの合成速度」、その仕組みとは?
味の素は、40〜69歳の女性500名を対象に実施した「若さ」に関する意識調査の結果と、多くの女性が摂取する「コラーゲン」の働きに関する識者の見解をまとめたレポートを発表した。
●89%が「見た目年齢の決め手は“肌”」、約7割が「肌魔女になりたい」
意識調査の結果によると、「実年齢」と「見た目年齢」の差に関して、約7割(66%)の女性が「下に見られることが多い」と回答したという。また「下に見られることが多い」と回答した人の「見た目年齢」の平均は「マイナス6.3歳」で、回答者全員の「見た目年齢」の平均値は「実年齢マイナス3.9歳」という結果となっている。
では、実年齢よりも“見た目年齢”が若い40〜60代の女性たちは、若さを維持するために何をしているのだろうか。調査によると、回答者の41%は「若さを保つために、意識的に取り組んでいることがある」としており、その多くは化粧品やメイク、エステなど「肌に気を使っている」という回答だったそうだ。
若さを保つ重要ポイントである、肌。89%の女性が「見た目の若さを左右するポイントは“肌の美しさ”」と回答しており、意識の高さが窺える。肌の状態の中でも、見た目年齢を左右する要素として、96%は「肌の“ハリツヤ”の有無」「肌の“シワ”の有無」を、94%は「肌の“弾力”の有無」「肌の“潤い”の有無」を挙げている。
また、「あなたは肌魔女(年齢を感じさせない肌の美しさを保っている女性)になりたいと思いますか?」という質問には、約7割となる68%が「そう思う」と回答。いつまでも若々しくあるために、多くの女性たちが肌の美しさを求めているようだ。
●6割以上が「コラーゲン」を摂取、しかし多くの誤解が
調査によると、回答者の56%は「若さや美肌を保つために、摂取している成分がある」と回答している。具体的には、「コラーゲン」(62%)、「ビタミンC」(59%)などが上位に挙がっている。それでは、約6割の女性が摂取しているという「コラーゲン」について、女性たちはどの程度理解をしているのだろうか。
「コラーゲン」を正しい知識をもって摂取できているかについて調べてみると、コラーゲンは高分子のため体内へ吸収されにくく、低分子のコラーゲンを摂取する方がいいのだが、「体内への吸収のされやすさを意識してコラーゲンを摂るようにしている」という女性は、わずか35%だったという。また、体内のコラーゲンの「量」自体は年齢を重ねても大きく変わることはなく、新しい肌コラーゲンを作る“コラーゲン合成”の速度が加齢の影響により落ちることが、肌の衰えに繋がるのだが、この点についても正しく理解している人は少ないという結果になった。
●「コラーゲン」を摂取する上での注意点
調査の中で多くの女性が誤解していた「コラーゲン」について、エイジング・スペシャリストの朝倉匠子氏は、「コラーゲンが豊富な食物を積極的にとる女性の中には、とにかく『たくさんの量のコラーゲンを摂取することが重要』と考えている人もいるが、これは大きな間違いだ」と指摘する。
朝倉氏によると、コラーゲンはたんぱく質の一種であり、体内に吸収される際には、他のたんぱく質と同じくアミノ酸に分解される必要があるという。しかし、コラーゲンは高分子で、アミノ酸がらせん状に結合しているため、ヒトの消化管(消化液)では分解しきれない(=体内に吸収されにくい)という特徴があるのだそうだ。そのため、コラーゲンを摂取する上では、食べた「量」よりも「分子の大きさ」に注目する必要があるそうだ。また、最近では「超低分子コラーゲン」というものがあるが、コラーゲンの分子が小さいと体内に吸収されやすいという。
また、コラーゲンは紫外線による肌のダメージケアにも効果的なのだそうだ。紫外線によるダメージは「光老化」を引き起こし、肌を乾燥させ、たるみやシワ、キメの粗さの原因につながる。人間の皮膚は、大きく「表皮」と「真皮」に分けられ、この「真皮」部分の約7割を占めているのがコラーゲンだという。この「肌コラーゲン」は水分保持能力が高く、肌のハリや弾力を保つ働きを持っており、「真皮」での肌コラーゲンの合成速度が速ければ、「表皮」の新陳代謝もスムーズに行われるのだそうだ。
●肌コラーゲンは体内で生成される それを助けるのが「アミノ酸」
朝倉氏によると、コラーゲンは体内でアミノ酸に分解され、腸管から吸収されるという。つまり、「食べたコラーゲンがそのまま肌のコラーゲンになる」というのは誤りで、肌のコラーゲンは、体内に吸収されたアミノ酸を原料として、自らの力で肌のコラーゲンを合成するのだ。
この新しい肌コラーゲンを作る速さ(サイクルの回転速度)は、加齢とともに衰えていくという。体内のコラーゲン量自体は大きく変わらなくても、年齢とともに新しい肌コラーゲンが作られる速度が遅くなり、古いコラーゲンが多く肌に存在する状態になるのだそうだ。そして、この古いコラーゲンが多く存在していることが、肌のシワやたるみを引き起こす原因にもなるのだという。
それでは、効果的にコラーゲンの合成を促すためのポイントはどのような点にあるのだろうか。朝倉氏によると、そもそもコラーゲンの元になっているのは「たんぱく質」であり、多数の「アミノ酸」が結合してできている。美肌のためには、肌の潤いと弾力をつかさどる肌コラーゲンを効率良く作ってくれる「アミノ酸」を摂取することが重要なのだそうだ。
●肌コラーゲンを作る速度が30%高まるアミノ酸「BCAA+グルタミン」
今回調査を行った味の素の研究によると、紫外線照射によってコラーゲンの「合成速度」が低下することがわかっており、同社は「紫外線を浴びることで、皮膚のコラーゲン量は減少や変性を起こし、シワやたるみなどの皮膚老化につながると考えられる」と分析している。
また同社では、肌コラーゲンの合成速度に良い影響を及ぼすアミノ酸の研究を続けた結果、「BCAA+グルタミン」という4種類のアミノ酸(バリン、ロイシン、イソロイシン、グルタミン)を独自に組み合わせ、紫外線照射下(日常生活に近い形で)で肌コラーゲンの合成速度を30%促進するアミノ酸組成を発見したとしている。
これから陽射しが強い夏が本番を迎えるが、肌の若さや健康を保つには、そのメカニズムに対する正しい知識が必要だ。このレポートでは、肌の若さを保つポイントとして「肌コラーゲンの合成速度」に注目し、その合成を促す重要な成分としてアミノ酸を挙げているが、多くの女性がまだそれを十分に理解していないようだ。夏の肌対策のひとつとしてアミノ酸の働きに注目してみてはいかがだろうか。
●89%が「見た目年齢の決め手は“肌”」、約7割が「肌魔女になりたい」
意識調査の結果によると、「実年齢」と「見た目年齢」の差に関して、約7割(66%)の女性が「下に見られることが多い」と回答したという。また「下に見られることが多い」と回答した人の「見た目年齢」の平均は「マイナス6.3歳」で、回答者全員の「見た目年齢」の平均値は「実年齢マイナス3.9歳」という結果となっている。
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| 実年齢よりも上に見られることが多いですか?下に見られることが多いですか? |
では、実年齢よりも“見た目年齢”が若い40〜60代の女性たちは、若さを維持するために何をしているのだろうか。調査によると、回答者の41%は「若さを保つために、意識的に取り組んでいることがある」としており、その多くは化粧品やメイク、エステなど「肌に気を使っている」という回答だったそうだ。
若さを保つ重要ポイントである、肌。89%の女性が「見た目の若さを左右するポイントは“肌の美しさ”」と回答しており、意識の高さが窺える。肌の状態の中でも、見た目年齢を左右する要素として、96%は「肌の“ハリツヤ”の有無」「肌の“シワ”の有無」を、94%は「肌の“弾力”の有無」「肌の“潤い”の有無」を挙げている。
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| 「若さ」と「肌の状態」の関係性について、当てはまるというものをお選びください。 |
また、「あなたは肌魔女(年齢を感じさせない肌の美しさを保っている女性)になりたいと思いますか?」という質問には、約7割となる68%が「そう思う」と回答。いつまでも若々しくあるために、多くの女性たちが肌の美しさを求めているようだ。
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| 肌魔女になりたいと思いますか? |
●6割以上が「コラーゲン」を摂取、しかし多くの誤解が
調査によると、回答者の56%は「若さや美肌を保つために、摂取している成分がある」と回答している。具体的には、「コラーゲン」(62%)、「ビタミンC」(59%)などが上位に挙がっている。それでは、約6割の女性が摂取しているという「コラーゲン」について、女性たちはどの程度理解をしているのだろうか。
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| 若さや美肌を保つために、具体的にどのような成分を摂取していますか? |
「コラーゲン」を正しい知識をもって摂取できているかについて調べてみると、コラーゲンは高分子のため体内へ吸収されにくく、低分子のコラーゲンを摂取する方がいいのだが、「体内への吸収のされやすさを意識してコラーゲンを摂るようにしている」という女性は、わずか35%だったという。また、体内のコラーゲンの「量」自体は年齢を重ねても大きく変わることはなく、新しい肌コラーゲンを作る“コラーゲン合成”の速度が加齢の影響により落ちることが、肌の衰えに繋がるのだが、この点についても正しく理解している人は少ないという結果になった。
●「コラーゲン」を摂取する上での注意点
調査の中で多くの女性が誤解していた「コラーゲン」について、エイジング・スペシャリストの朝倉匠子氏は、「コラーゲンが豊富な食物を積極的にとる女性の中には、とにかく『たくさんの量のコラーゲンを摂取することが重要』と考えている人もいるが、これは大きな間違いだ」と指摘する。
朝倉氏によると、コラーゲンはたんぱく質の一種であり、体内に吸収される際には、他のたんぱく質と同じくアミノ酸に分解される必要があるという。しかし、コラーゲンは高分子で、アミノ酸がらせん状に結合しているため、ヒトの消化管(消化液)では分解しきれない(=体内に吸収されにくい)という特徴があるのだそうだ。そのため、コラーゲンを摂取する上では、食べた「量」よりも「分子の大きさ」に注目する必要があるそうだ。また、最近では「超低分子コラーゲン」というものがあるが、コラーゲンの分子が小さいと体内に吸収されやすいという。
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| 一般的なコラーゲンが体内に吸収される仕組み |
また、コラーゲンは紫外線による肌のダメージケアにも効果的なのだそうだ。紫外線によるダメージは「光老化」を引き起こし、肌を乾燥させ、たるみやシワ、キメの粗さの原因につながる。人間の皮膚は、大きく「表皮」と「真皮」に分けられ、この「真皮」部分の約7割を占めているのがコラーゲンだという。この「肌コラーゲン」は水分保持能力が高く、肌のハリや弾力を保つ働きを持っており、「真皮」での肌コラーゲンの合成速度が速ければ、「表皮」の新陳代謝もスムーズに行われるのだそうだ。
●肌コラーゲンは体内で生成される それを助けるのが「アミノ酸」
朝倉氏によると、コラーゲンは体内でアミノ酸に分解され、腸管から吸収されるという。つまり、「食べたコラーゲンがそのまま肌のコラーゲンになる」というのは誤りで、肌のコラーゲンは、体内に吸収されたアミノ酸を原料として、自らの力で肌のコラーゲンを合成するのだ。
この新しい肌コラーゲンを作る速さ(サイクルの回転速度)は、加齢とともに衰えていくという。体内のコラーゲン量自体は大きく変わらなくても、年齢とともに新しい肌コラーゲンが作られる速度が遅くなり、古いコラーゲンが多く肌に存在する状態になるのだそうだ。そして、この古いコラーゲンが多く存在していることが、肌のシワやたるみを引き起こす原因にもなるのだという。
それでは、効果的にコラーゲンの合成を促すためのポイントはどのような点にあるのだろうか。朝倉氏によると、そもそもコラーゲンの元になっているのは「たんぱく質」であり、多数の「アミノ酸」が結合してできている。美肌のためには、肌の潤いと弾力をつかさどる肌コラーゲンを効率良く作ってくれる「アミノ酸」を摂取することが重要なのだそうだ。
●肌コラーゲンを作る速度が30%高まるアミノ酸「BCAA+グルタミン」
今回調査を行った味の素の研究によると、紫外線照射によってコラーゲンの「合成速度」が低下することがわかっており、同社は「紫外線を浴びることで、皮膚のコラーゲン量は減少や変性を起こし、シワやたるみなどの皮膚老化につながると考えられる」と分析している。
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| UV 照射によるプロコラーゲン mRNA 発現 |
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| UV 照射によってコラーゲン量が減少する |
また同社では、肌コラーゲンの合成速度に良い影響を及ぼすアミノ酸の研究を続けた結果、「BCAA+グルタミン」という4種類のアミノ酸(バリン、ロイシン、イソロイシン、グルタミン)を独自に組み合わせ、紫外線照射下(日常生活に近い形で)で肌コラーゲンの合成速度を30%促進するアミノ酸組成を発見したとしている。
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| BCAA+グルタミンの摂取で、皮膚コラーゲン合成速度が30%上がる |
これから陽射しが強い夏が本番を迎えるが、肌の若さや健康を保つには、そのメカニズムに対する正しい知識が必要だ。このレポートでは、肌の若さを保つポイントとして「肌コラーゲンの合成速度」に注目し、その合成を促す重要な成分としてアミノ酸を挙げているが、多くの女性がまだそれを十分に理解していないようだ。夏の肌対策のひとつとしてアミノ酸の働きに注目してみてはいかがだろうか。
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