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インターネットは相対的に言ってまだ未発達の状態にあり、インターネットの帯域幅を巡るゴタゴタもまだ始まったばかりの段階だ。

ここ最近は、けちな ISP 全般が帯域幅を巡る戦いで集中砲火を浴びてきた。なかでも特にひどいのが Comcast だ。同社は BitTorrent を使うところなど、帯域幅を多く使う ISP の顧客に対するネットワーク管理ポリシーを巡って相変わらず厳しい目にさらされている。Comcast は、加入者に警告することなく特定のインターネットトラフィックを勝手にブロックしたことを渋々認めている。

連邦通信委員会(FCC)は、この問題を数か月間熟考したのちついに介入してきた。FCC が7月30日に語ったところによると、Comcast は自社サービス上でのファイル共有作業を不法に妨害し、BitTorrent のトラフィックの速度を低下させることで法律や、顧客との契約内容に沿った行動を取らなかったという。

Comcast の広報担当、Sena Fitzmaurice 氏は、「われわれのネットワーク管理業務は妥当で、業界の手法との整合性も完全に保っており、ピアツーピア(PtoP)サービスを含め、ウェブサイトやオンラインアプリケーションへのアクセスを遮断したことはない」とWashington Postに語った。

Fitzmaurice 氏がどう主張しようとも、Comcast は気を引き締めて顧客対応を改善する必要がある(問題を抱えた筆者の Comcast DVR はもう3〜4台目になり、同社に対してはこれについても言いたいことがあるのだが、それはまた別のブログにとっておく) 。

結局、もしインターネットがその巨大なポテンシャルをフルに発揮していくのであれば、われわれがそれをもっと簡単にしなければならない。帯域幅/回線の問題をもっと何とかしなくてはならない。また、次第に無法化しつつあるウイルスやスパムの悪の巣窟への対応ももっと何とかしなくてはならない。Comcast は、特定の顧客に対する課金をこそこそ増やすのではなく、ここで先頭に立つ必要があるのだ。

Pickens氏の影響力が落ちるYahoo (2008年07月30日)



億万長者で投資家のT. Boone Pickens氏が売りに出たとの報道を受け、7月29日のYahooの株価は20ドルを割り込んだ。YahooとMicrosoftの話し合いに怒ったPickens氏は、持ち分の1000万株すべてを投げ売りしてしまったのだ。

この億万長者はSan Francisco Chronicle紙の編集会議中にあいさつし、「Yahooの経営陣は惨め過ぎて見ていられないと思った」と述べたとされる。

Pickens氏は同紙に対し、インターネットの先駆者である同社とMicrosoftとの提携交渉に我慢がならなくなったため損失を出してでも売ったという。Chronicle紙によると、同氏は損失額を明らかにしていないという。

Yahooの年次株主総会は8月1日に開催される。

Pickens氏による保有株投げ売りは、長々と続くつらい物語の新たな一章を開くものだ。2カ月もの間公の場で言い争い、非難合戦を繰り広げたYahooだが、億万長者で投資家のCarl Icahn氏とは先ごろ和解している。Icahn氏は、同社取締役会の主導権を握ってMicrosoftとの提携を強行すべく圧力をかけていた。

Yahooは7月はじめにIcahn氏との和解を発表し、同氏は、9人の現職役員を8月1日開催のYahooの年次株主総会で追放するための委任状争奪戦の断念を明言した。

AOLの元会長兼最高経営責任者(CEO)のJonathan Miller氏がYahooの現CEOであるJerry Yang氏の後継に指名される可能性があるとの推測もあり、今年の年次総会では活発な議論が展開されるはずだ。8月1日の速報はinternetnews.comをチェックしていただきたい。


筆者はノート PC が大好きで、仕事用の HP、個人用途の IBM と東芝の全部で3台所有しているが、そのどれにも愛着がある。筆者は90年代後半から今世紀初頭にかけて長年CNETなどのサイトや出版社でもノート PC のレビューを担当してきた。しかし、筆者にはノート PC のハードウェアで以前から気に入らない仕様が2つある。

そのなかで最も大きな問題がハードディスクだ。筆者も、それなりにハードディスクのクラッシュは経験してきた。ノート PC は特に多い。また、完全なクラッシュ以外にも、障害発生率の高いドライブ、「IRQL NOT LESS OR EQUAL」といった解読困難なメッセージを表示する死の青画面に近い状態、いつまでたっても起動しないハードディスクなど、いろいろと奇妙な問題に遭遇してきた。

だが数年前からは、ノート PC 関連の最新情報をあまり頻繁には追いかけていない。筆者は次世代 DVD 戦争の勝者を待ち(でかしたぞ Blu-Ray !)、価格が下がるのを待っていた。さらに、ストレージの次世代トレンドも待っていたが、あれよという間にそれも登場した。フラッシュメモリドライブ(SSD)だ。実際、これはしばらく前からあったようなので、筆者は遅れを取り戻している状態だ。

筆者は、Datamation.com で David Strom が書いた「SSD ドライブ搭載ノート PC の○と X」という記事を読んで SSD に関心を持った。ノート PC 用ストレージの将来に関心がある方(おそらく全員だろうが)、あるいはノート PC の起動の遅さにイライラしている方は、ぜひこの記事をお読みいただきたい。以下にそのハイライトをいくつか紹介する。


Dell の主張によると、同社の SSD は「Latitude D430」のパフォーマンスを最大23%向上させ、ブート時間を最大34%短縮することができるという。ドライブの回転開始を待つ時間や、データ読み込み時にプラター上の特定の場所をシークするのを待つ時間が不要なため、ほかのアナリストが得ている結果も同様のものだ。

... この記事からは、新しい従来型ハードディスク、特に Hitachi Travelstar シリーズなどのノート PC 用製品は複数の各種省電力モードを備えていて、かなりエネルギー効率が高くなっていることも分かる。Tom's[Hardware]のテストでは複数の SSD と従来型ドライブを比較し、OCZ のものなど、1ワット当たりのパフォーマンスが従来型ドライブの5倍に達するSSD があることも分かっている。また、DVD の再生や業務処理データベースの運用など、頻繁に使用されるほど SSD の効率は高まる。

悲惨な結末 (2008年07月28日)


筆者は先日、メディアから(そして場合によっては自らそう名乗って)「スパム王」の称号を得たさまざまな悪党たちに関する書き込みをした。筆者は Google で検索を行い、9人のリストを作成した。その1人が、偶然その3日前に刑務所から脱獄した Eddie Davidson だった。

そして7月25日の朝、筆者はこの記事を見つけて驚愕した。Davidson が脱獄したのちコロラドの自宅に戻り、そこで拳銃を使って妻と3歳の娘を殺害し、自らも命を絶ったという。言語に絶する悲劇である。

不幸中の幸いに、現場に居合わせた7か月の男の赤ちゃんは難を逃れ、十代の少女も首を撃たれたが逃げ延びた。

Davidson は懲役21か月の刑に服すべく、最軽警備の刑務所に入所した直後だった。この意気地なしには、明らかにそれが耐えきれなかったようだ。もし地獄があるのなら、Davidson が今そこで苦しんでいることを願うばかりだ。

先ごろ書き込んだ投稿のなかで、筆者はその名前の横に Davidson が脱獄して逃走中であることを書いた。だが筆者はその後、公開したままにするのは不適切だと考え、その書き込みを削除した。

被害者の親族に深くお悔やみ申し上げたい。


どうやら「スパム王」が自らのスパム行為の代償を払うことになったようだ。

「スパム王」として知られる Robert Soloway が詐欺行為、スパム行為、そして脱税の罪で有罪判決を受け、約4年の懲役刑を言い渡された。今回の判決は、スパマーらが懲役や高額の罰金を言い渡され始めたタイミングで出たものだ。

Soloway は数百万通のジャンク電子メールを送信して数十万ドルの利益を得たことにより、世界で最も悪名の高いスパマーだと見られている。2003年の活動だけでも推定30万ドルを稼ぎ出している。

こちらに書いたように、悪名高いスパマーがその償いを受けることについて、筆者はこれを全面的に支持する。彼らの行動は不法であるだけでなく、筆者にとって大迷惑なのだ。あっ、もちろんほかの電子メールユーザーにとってもだ。

だがこの記事を読むと、メディアが「スパム王」と呼んだのは実は Soloway が最初ではないようだ。実際のところ、スパム王家の系統は10年以上前の Sanford Wallace (別名:「Spamford Wallace」、 「スパム王」)にまでさかのぼるはずだ。

この王位はボクシングのチャンピオンベルトのように、あちこちに受け継がれているのかもしれない。筆者には分からない。だが、Google で調べて「スパム王」の称号を獲得したことのある人を一覧にしたら面白いだろうと考えた。こうしてまとめたのが以下だ。
Sanford Wallace

Robert Soloway

Alan Ralsky

Edward "Eddie" Davidson(メモ:脱獄し、逃亡中)

Richard Colbert

Scott Richter

Christopher William Smith

Adam Vitale

Eric Head(カナダ王家)
これで9人になるが、Google では6ページまでしか検索していない。もう1人見つけて10人することができればすごいので、もしどなたか筆者が見つけられなかった人物を1人知っていたらお知らせいただきたい。また、筆者が見落としてしまった「スパム王」様がいらっしゃったら謹んで心よりおわび申し上げる。