Google、開発を中止した『Google Browser Sync』のコードを公開複数のマシンにインストールしているブラウザ間で、ブックマークを簡単に同期できる手段として、『Google Browser Sync』を2006年の初公開以来ずっと使ってきた。Google は6月24日、Browser Sync のサポート打ち切りを明らかにしたが、同社はそのコードを、完全にオープンソース化すると決定した。
Google のソフトウェア エンジニアリング チームに所属し、Browser Sync を開発した Aaron Boodman 氏は、公式 Blog の中で次のように述べている。 「われわれは今後、積極的な開発作業を行なわないが、Browser Sync を必要とする人たちがそのコードを利用して何かすばらしいものを開発することを期待し、コードを公開した。たとえば、サーバーを『Google App Engine』に移植したり、『Firefox 3』対応が実装されたりすれば、すばらしいことだ」 今では、ブラウザの同期に使える代わりの製品がいくらでもあるため、別の分野に時間と労力を費やしたほうがいいと Google は判断したのだろう。具体的には、『del.icio.us』などもあるが、del.icio.us はブックマークを共有するという、より公共志向の強いメカニズムだ。たとえば、公開設定の如何を問わず、適切なフィルタで del.icio.us のブラウザ同期機能と自分の Browser Sync を同期できるようなれば望ましいと思っているが、オープンソース化した以上、そうした機能の実装もあり得る。 そして当然ながら、長い目で見れば Mozilla の『Weave』が Browser Sync にとって最大の協力者となる可能性がある。Weave は、データの同期を目的とした Mozilla の取り組みだ。また Mozilla の開発者なら、今回 Google が公開したコードから必要な要素を抜き出して、Weave をより安定性が高く、ユーザーにとって魅力的なオプションを持つものに仕上げられるかもしれない。 関連記事 最新トップニュース
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