Sybase、Cable & Wireless との提携および MMS 事業買収を発表企業向けモバイル ソフトウェア開発会社 Sybase は8日、国際通信大手の Cable & Wireless と提携を結んだと発表した。Sybase の『Unwired Enterprise』戦略に向け、大きな一歩を踏み出した形だ。今回の提携により Sybase は、モバイル ミドルウェアを仲立ちする存在として最大手にのし上がる。
今回の提携により、モバイルデータ ローミングサービスの宣伝と販売について、Sybase は Cable & Wireless から世界規模の独占権を得る。さらに、Cable & Wireless の国際通信事業者間 MMS 乗り入れサービス事業を Sybase が買収したことも明らかになった。その結果 Sybase は、40社の顧客企業および250社の移動体通信事業者との相互接続契約を獲得する。なお、買収金額は明らかになっていない。 Sybase 365 社長の Marty Beard 氏は取材に対し、「今回の提携は、Sybase にとってモバイル IP 分野参入における重要な動きで、モバイル環境を活用する企業向けの包括的なプラットフォームを提供できるようになる」と語った。Sybase 365 は、2006年に Sybase がモバイル向けのメッセージングおよびコンテンツ配信を手がける Mobile 365 を4億ドルで買収した際に設立した完全子会社だ。Sybase 365 のサービスは現在、全世界で24億人以上のモバイルユーザーが利用しているほか、年間1000億通以上のメッセージを処理している。 現在、企業がデスクトップ環境におけるメッセージング機能をモバイルワーカーに拡大しようと試みるなか、企業でのモバイル活用に対する注目が集まっている。調査会社 Amplitude Research の最近の調査によると、モバイル端末の必須機能として、テキスト メッセージを挙げる数が特に多かったという。 Cable & Wireless との提携により、Sybase は最大の GRX (GPRS Roaming Exchange) プロバイダとなる。GRX は、移動体通信事業者向けの集中 IP ルーティング ネットワークだ。利用者は複数の通信事業者を経由して、企業ネットワークのデータ サービスにアクセスできる。 つまり Sybase 365 は、企業のネットワーク プロバイダとモバイル機器ユーザー間を結び、マルチメディア モバイル メッセージを配信する中継サービスとして機能すると Beard 氏は説明し、次のように語った。 「IP ネットワーク分野への参入において、今回の提携はわれわれにとって非常に重要な動きだ。各企業は、顧客やユーザーとの繋がりを持つためにメッセージング機能に頼っており、Sybase はマルチメディア メッセージング用途のプラットフォームを提供できるようになる」 関連記事 最新トップニュース
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