小・中校教員の PC スキル、自己評価は○、客観的評価は…インターネットコム株式会社と JR 東海エクスプレスリサーチが行った教員の PC スキルに関する調査によると、小・中校の教員で PC の操作ができない人はおらず、現在もしくは将来受け持つコンピュータやインターネットの授業に自信を持っている教員のほうが自信のない教員を上回ることがわかった。
調査対象は、20代から60代の教職員の男女330人。男女比は男性83.0%、女性17.0%。 年齢別では、20代7.9%、30代29.4%、40代40.0%、50代19.4%、60代3.3%。 地域別では、北海道0.9%、東北0.6%、関東27.9%、甲信越0.6%、東海41.2%、 北陸0.3%、近畿25.2%、中国1.8%、四国0.9%、九州沖縄0.3%。 全体330人のうち、小学校の教員19人(5.8%)、中学校の教員21人(6.4%)、高校・高専の教員39人(11.8%)、大学・大学院の教員193人(58.5%)、専門学校の講師6人(1.8%)、塾・予備校の講師8人(2.4%)、その他教育機関の教員は18人(5.5%)、その他の職業は25人(7.6%)、現在は勤めていないのは1人(0.3%)。 今回は、そのうち40人の小・中校の教員に的を絞って、調査を行った。 まず、PC の基本的な操作をどれくらい習得しているのだろうか。「メールの読み書き」は全員ができると回答、「ワードプロセッサによる文書作成」と「イントラネットやインターネットで情報検索」はそれぞれ39人(97.5%)とほぼ全員が習得している。 次いで「プレゼンテーションツールの操作」31人(77.5%)、「グループウェアの操作」21人(52.5%)、「PDF 文書作成」20人(50.0%)、「スプレッドシートの操作」19人(47.5%)と続いた。一方、「PC の操作はできない」と答えたのは0人。 PC を使えない小・中校の教員はいないようだが、それでは、授業で PC スキルを教えることについてはどう感じているのだろうか。 まず、現在コンピュータやインターネットの授業を受け持っているかどうか尋ねた。「現在受け持っている」のは15人(37.5%)、「現在は受け持っていないが、将来その可能性はある」のは19人(47.5%)と、40人のうち34人が PC の授業をしている、もしくは将来する可能性があると回答した。 この34人に対して自信のほどを尋ねたところ、「自信がある」と回答したのは13人(38.2%)、「やや自信がある」のは13人(38.2%)、「どちらとも言えない」が5人(14.7%)、「やや自信がない」2人(5.9%)、「自信がない」1人(2.9%)という結果になった。程度の差こそあれ、「自信がある」との回答が「自信がない」を上回ったかたちだ。 今回の調査は実質的なサンプル数が40とすくないのが難点だが、小・中校の教員で PC の操作ができない人はおらず、現在もしくは将来受け持つコンピュータやインターネットの授業に自信を持っている教員のほうが、自信のない教員よりも多いことがわかった。 とはいっても、今回は資格の有無を尋ねたわけではなく、あくまでも教員自身の自己評価である。職場の同僚からの評価や他業界との比較など、客観的な評価がどうなのか気になるところだ。 (調査協力:JR 東海エクスプレスリサーチ)
調査協力:JR 東海エクスプレスリサーチ
Q:あなたは PC の次の操作ができますか。複数回答可。 ![]() Q:あなたは現在、コンピュータやインターネットの授業を受け持っていますか。 ![]() Q:【「現在受け持っている」「現在は受け持っていないが、将来その可能性はある」と回答した方】あなたはコンピュータやインターネットなどの授業に自信がありますか。 ![]() (2007年3月16日 20代から60代の教職員の男女330人。)
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