Microsoft、早くも『Hyper-V』のベータ版をリリースMicrosoft は13日、ハイパーバイザベースのサーバー仮想化技術『Hyper-V』初のベータ版リリースを発表した。これは以前、開発コード名『Viridian』と呼ばれていたものだ。当初、年内のベータ版リリースはないと考えられていた。
Hyper-V 初のベータ版は、『Windows Server 2008 RC1 Enterprise』エディションの64ビット版で動作する。Microsoft は9月、Hyper-V の開発コミュニティ向け技術評価 (CTP) 版をリリースしていた。 Microsoft は1か月前、開発コード名 Viridian で呼ばれていた同ハイパーバイザの正式名称を Hyper-V に決定すると発表した。同社はこのとき、Windows Server 2008 のパッケージ構成についても明らかにしている。 Microsoft の Windows Server 部門で仮想化戦略を担当するゼネラルマネージャの Mike Neil 氏は13日、Blog の投稿で次のように述べた。「当社の Hyper-V は、仮想化ソリューションを開発する強力なプラットフォームを顧客およびパートナーに提供する。これは業界で最高の価値をもたらすものだ」 最終的に Hyper-V は、Windows Server 2008 の3つのエディション『Standard』『Enterprise』『Datacenter』が標準で備える機能となる。ただし、同技術は Windows Server 2008 の製造工程向けリリース (RTM) には間に合わず、その後180日以内の出荷を予定している。にもかかわらず、2008年第1四半期以降と考えられていた Hyper-V のベータ版が、早くもリリースとなった。これは、最終版の完成が予定通りになる良い兆候だと Microsoft は声明で述べている。 Windows Server 2008 本体の方は、現在のところリリース候補版をユーザーがテストしている段階で、2008年2月27日に Microsoft がロサンゼルスで開催する「ヒーローたち現わる」(Heroes Happen Here) と銘打った大イベントにおいて、『SQL Server 2008』ならびに『Visual Studio 2008』と同時に正式発売を迎える予定だ。 なお Hyper-V のベータ版には、9月の CTP 版になかった機能がいくつか加わっている。たとえば、同社が「クイック移動」と呼ぶ機能のサポートだ。この機能により管理者は、稼動中の仮想マシンを、あるホストサーバーから別のサーバーに最小限のダウンタイムで移すことができる。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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