Second Life で企業面接の練習〜フォスターネットなどが支援フォスターネットは、2007年11月16日、産業技術大学院大学、首都大学東京との共同研究として Second Life 上に新卒・転職者向けの企業面接支援システムを構築したことを発表した。
一般公開に先駆けて日本 e-Learning 学会へ論文を提出し、12月1日に学術講演発表を行う。 フォスターネットは、現在まで蓄積してきた企業面接のノウハウを集約し、産業技術大学院大学、首都大学東京とともにより多くの就職希望者が練習の機会を持てるべく、システムの研究・構築を進めてきた。 このシステムは、面接の体験だけでなく、面接中の会話を分析した面接カウンセリングシートを作成できる。被験者は自分の会話の内容を客観的に分析することで、実際の就職活動に役立てることができる。 企業面接システムのエリアでは、各アバターに対して ID カードを配布。アバターはこれを入手・装着し、企業面接システムを利用する。 面接練習の予約を済ませ、システム側の準備が整うと、専用フロアに案内される。面接場所に案内され、部屋に入る際に、まずノック。この段階から採点が始まる。 お辞儀のタイミングや入退室の際のマナーなど、実践を通さないと理解し辛い部分についても、存分に練習できる。なお、練習に必要な全ての動作はボタンのクリックで行う。 練習用の面接官は5人。それぞれ、怖い・優しい・インテリ等の特徴的な性格を持っており、アバターはこの中から練習したいタイプを選択する。面接官の性格によって、その口調や圧迫度は異なるが、実質的な質問内容としては非常にシビアなものも用意されている。 IT 業界だけにターゲットを絞り続けてきたフォスターネットならではのテクニカルな質問も出される。例えば、サーバー系技術者に対してはクラスタの設計にまつわる質問が出たり、DB 系技術者に対しては、Oracle や LAC 製品の経験やチューニングについての質問が出されるという。 この練習による会話および行動は専用カウンセラーによって分析され、練習終了後にアドバイスシートとして結果とともに被験者へ送られる。被験者はアドバイスシートを参考に対策を練ることができる。 今回、この共同研究は産業技術大学院大学学長の石島辰太郎氏の提案により実現したもの。企業面接支援システムの構想を聞きつけた石島氏がフォスターネットに共同研究を申し出た。そして、同大学教授で工学博士の村越英樹氏と、首都大学東京で同氏の生徒である寒河江友花氏が共同研究に加わった。 日本 e-Learning 学会では、学術講演発表として石島氏、村越氏の協力のもと寒河江氏が研究論文発表を行う予定。他にも、専用ブースを設けフォスターネットが窓口となって参加者への説明を行う。
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