Yahoo!、ユーザーが検索サービスを構築できる『Search BOSS』発表Yahoo! は、検索最大手の Google に勝ち、もう終わりかと思うとまたまた言い寄ってくる Microsoft をかわそうと、大きな方向転換を実行に移した。検索サービスを外部にも提供しようというのだ。
苦境に立つ Yahoo! は10日、『Search BOSS (Build Your Own Search Service)』をリリースした。これは、同社の検索インフラをプラットフォームとして提供し、外部の開発者が独自の検索サービスを作成することを可能にするサービスだ。 Yahoo! のオープン サーチ プラットフォーム担当上級ディレクタ Bill Michels 氏は、この新たな試みが大きな影響をもたらすことを期待する、明確な意向を示した。 同氏は取材に対し「市場に揺さぶりをかけたいと思っている。Web 検索には新機軸が欠けているように思われる。われわれとしては、BOSS を使ってこうした現状を打破し、市場に新機軸を呼び込みたい」と語った。 Yahoo! はこのところ思い切った改革を進めており、BOSS はその最新の一例と言える。最近では、最大のライバルである Google の広告を検索結果の横に掲載し、広告収入を分け合うという内容の非独占契約を結んだばかりだ。ただし Michels 氏は、BOSS の発表は Google との契約とは無関係だとしている。 実際、BOSS を使った検索サービスでは、当初は広告を一切掲載しない。しかし、いずれは 広告に関するコンポーネントを作成し、BOSS を利用する開発者と広告収入を分け合えるようにする予定だ。 Michels 氏は「Google の広告は、われわれの選択次第で柔軟に利用できることになっている。BOSS の利用者はすべて、Yahoo! だけの広告を使うことになるだろう」と語っている。 皮肉なことだが、Yahoo! が BOSS を導入した狙いは、Yahoo! というブランド名を押し出して検索市場の「ボス」になることでない。企業や各種組織は新しい検索サービスの構築に際して、Yahoo! のロゴ、あるいは Yahoo! と関連のあるブランドを使用する必要はないからだ。 関連記事 最新トップニュース
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